■下積み
「下積み」という言葉から真っ先に連想されるイメージといえば、修行中の職人さんやブレークする前の芸人さんのアルバイト生活というような、なんとなくネガティブなものではないでしょうか。
下積み時代について聞かれたら「キツかったけど、学ぶことは多かった。でも戻りたくはないな」という風に答える人は多い
■今の若手社員はこの下積みを「不要」と考えている人が多いという
「石の上にも3年」という発想は、今の若手社員にとって、過去のものになりつつあるのかもしれない。
美波さんの目標は「最年少役員になること」。その理由は明白だ。「役員になってから、子どもを産みたいと考えています。その方が働き方の融通も効くし、短時間労働でも給与は下がりません」
合理的な考えを好む若者からは、教わるべきことをきちんと整理して伝えれば、もっと早く上達するのではないかと疑う人もいる
これまで新人育成として5~10年かけて支店を2~3カ所経験させてきたが、今後は優秀な人材は早い時期から専門的な業務を任せる方針に。
みずほフィナンシャルグループの方針です。
入社7年目の29歳の社員を執行役員に抜擢したり、「AbemaTV」でヒットを飛ばしている将棋・アニメチャンネルや恋愛リアリティショーのプロデューサーにも20〜30代前半の社員を据える。現在の離職率は10%以下に
サイバーエージェントのやり方です。
優秀なエンジニアに対して、自由な働き方と成果に見合った報酬を用意することで、競合他社ではなくヤフーを選んでもらうことを狙っている。
ヤフーの取り組みです。
■ネット上にも「下積み不要」という意見が多い
必要な下積みもあるが、無駄な下積みは不要。今の日本は無駄が多すぎるように感じる。
【転職バブルの正体】大企業からダダ漏れする“下積みレス”願望世代-20代でキャリアの地盤つくりたい(BUSINESS INSIDER JAPAN) – Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-… @YahooNewsTopics
@YahooNewsTopics 自分に価値があれば下積みは不要。あればね
下積みなんて不要で、やる奴とやらない奴では、差がつく。下積みを過ごしている人がどんなに頑張っていても、実際に発信している人には敵わない。直感的に素早く行動することが大事になっている。
確かに下積みなんてマジでいらないよな、部活とかでラケット握らせてもらえない段階が後に活きたと思ったことねぇし、精神論なんて響く人以外にはクソほどしょうもねぇなんの役にも立たない
なぜ下積みがいらないと考える若者が増えたのか
■一つは売り手市場
売り手市場により転職が容易になり、より自分の意向に合った企業を選択できるという地盤が下積み不要という考えに拍車をかけます。
直近の有効求人倍率が44年ぶりの高水準を記録するなど、空前の売り手市場となっている
もはや、多くの若者が「転職」を明確に意識していることがわかる結果である。日本では長く労働市場の硬直性が指摘されてきたが、若者の中では転職への抵抗が薄れている
■二つ目としてはベンチャー企業の台頭
アフロ
(L-R) Arevo Labs CEO Jim Miller, CTO Wiener Mondesir, and Chairman and Co-Founder Hemant Bheda stand for a photo with the company’s 3D-printed carbon fiber commuter bike in Santa Clara, California, M… by 写真:ロイター/アフロ
IT技術が加速し、政府のベンチャー支援政策もあり、多くのベンチャー企業が台頭し上場する会社も増えています。
ベンチャー企業はアグレッシブに短期間でやりたいことにチャレンジししていきたい人にマッチしやすいよう。また、ベンチャー企業の場合は転職ありきの入社をする人が多い
ベンチャー企業は能力によりですが、成果を上げやすい、更に成果主義が多いという傾向があります。
■そして情報を収集しやすい世の中に変化したこと
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