日本列島で続く異常気象
(7月には)埼玉県熊谷市で最高気温が41度1分となり、歴代全国1位を更新
各地で台風が猛威を振るっており、今年8月は平年に比べかなり台風の発生数が多い
今月(8月)12日の台風15号「リーピ」の発生から5日連続で台風ができたことになり、これは統計開始以来初めてのことです。
インドでも大洪水が発生。警戒レベルが最高に引き上げられた
7~9月はゲリラ豪雨が多発し、都市部での洪水、被害の拡大が深刻化しているという。
死者が900人に上り、インド政府は、軍の部隊を出動させて住民の救助や支援を急いでいます。
15日には州全域で警戒レベルが最高に引き上げられた。避難所に身を寄せている人は数万人に上る。
アメリカでも、史上最大規模の山火事が続いている
アメリカ・カリフォルニア州で続く山火事は、依然衰える気配を見せず、現在も17か所で燃え続けています。
2つの山火事が合流したことから「メンドシノ複合火災」と呼ばれ、8月6日には焼失面積でカリフォルニア州史上最大の規模に達した。
西海岸から中西部の州では、地球温暖化の影響もあって気温が上昇、空気も乾燥するため夏から秋にかけて山火事が多く発生
今年の山火事シーズンの到来は過去10年で最悪のものだと説明する。2012〜2017年の干ばつで多くの植生が枯死してことが原因
火災の研究者らは少なくとも20年前、ひょっとすると1世紀も前から、大気中の二酸化炭素(CO2)の増加がより大きな山火事の発生につながると警告していた。
7月、ギリシャで強烈な炎が住宅を焼き尽くした
「火炎放射器のような炎」(英BBC放送)が強風に煽られ、周辺の住宅を焼き尽くし、81人が死亡(7月26日統計)という大惨事に。
山火事を拡大させる原因となった強烈な熱波。地球温暖化によって、このような熱波は世界各地でいっそう頻繁に発生するようになる
スウェーデンでは過去最悪の猛暑に見舞われ、大規模な山火事が発生
アフロ
German fire-fighting vehicles on their way to a wildfire at Alvdalen field in central Sweden, July 26, 2018. Maja Suslin/TT News Agency/via REUTERS ATTENTION EDITORS – THIS IMAGE WAS PROVIDED BY… by 写真:ロイター/アフロ
過去1世紀以上で最悪の猛暑にあえいでいるスウェーデンでは、家畜農家が干し草不足のため家畜を食肉処理する事態に発展した。
乾燥と猛暑による大規模な山火事も相次いでいる。スウェーデン全域44カ所で火災が発生し、スウェーデン政府は国際社会に支援を要請
アルジェリアでは、アフリカ大陸史上最高値の気温に
7月5日には、アルジェリアのサハラ砂漠で最高気温が51度に達し、アフリカ大陸史上最高値を記録。
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