『SUITS／スーツ』で“月9”に復帰！今もバイト生活「小手伸也」が気になる

4月期放送の『コンフィデンスマンJP』で話題を集めた小手伸也。

小手は、長澤まさみ、小日向文世、東出昌大の詐欺チームの助っ人的存在で、神出鬼没の頼れる奴・五十嵐を演じ、予告の名調子や、オンエア中の副音声でも活躍し、一躍人気者に。

安定感のあるコミカルな演技で私たちを確実にきっちりと笑わせてくれました。

最終回で小手は、綾野演じる鷲津と20年間に渡り闘っていた飯島亮介（小林薫）が会長を務める「日本ルネッサンス機構」の社員として登場。

クライマックスシーンで緊迫のバトルを繰り広げる。

小手が演じるのは、甲斐と同じ事務所に勤めながら、甲斐のライバルとして事あるごとに衝突する弁護士・蟹江貢。

極度のひねくれ者で嫌味なところもある一方、根本的にはお人よしでどこか憎めない性格の持ち主。原作ファンの間では人気のあるキャラクターであるリック・ホフマン演じるルイス・リットがモデル。

1973年神奈川県生まれ。早大在学中は「早稲田大学演劇倶楽部」に籍を置き、「カムカムミニキーナ」「ＮＹＬＯＮ１００℃」「劇団☆新感線」「ＮＯＤＡ・ＭＡＰ」等の舞台にも出演。

その後、1998年には、自ら主宰する演劇ユニット「劇団innerchild」を結成。

主宰として全ての作品の作・演出を手がける一方、役者としても自劇団は勿論の事、他劇団への客演活動も含め、現在精力的に活動中。

「劇団innerchild」では、2011年から小手自身が深い知識を持つ『古事記』の世界を舞台化。インチャイ☆サプリ『小手伸也のよくわかる古事記』がシリーズ化され、知る人ぞ知る存在として、演劇界では高い評価を集めていた。

小手は、これまでに連続ドラマの主要キャストというのはそれほど多くはない。

大河ドラマ『真田丸』（NHK総合）での名刺（木札）を配る牢人・塙団右衛門役や、『仮面ライダーエグゼイド』（テレビ朝日系）でのナルシストな幻夢コーポレーションの社長・天ヶ崎恋役、など、ピンポイントで強い印象を与える人物で出演している。