◆70歳を過ぎても大活躍中のタモリさん
『ブラタモリ』
タモリと桑子真帆アナウンサー
同番組アシスタントはNHK女子アナの登竜門。桑子アナは『ニュースウオッチ9』キャスターに、次の近江友里恵アナは『あさイチ』MCに抜擢された。
いまだにテレビで活躍し続けているビートたけし、明石家さんま、タモリ――通称「お笑いBIG3」。たけしは70歳、さんまは61歳、タモリは71歳という年齢だ。
『ミュージックステーション』では司会に回り、『ブラタモリ』では見識を披露し、『タモリ倶楽部』では細かい笑いに徹する。
オリコンによる「第10回好きな司会者ランキング」が2月23日に発表された。過去2年連続で、それぞれ、さんま、マツコ・デラックスに続く2位だったタモリが今回1位に輝き、70代になった今も高い人気を誇っていることがわかった。
2018年
◆そんなタモリさんが福岡県うきは市の「ふるさと大使」に就任
タレントのタモリさんが、今月から福岡県南部のうきは市のふるさと大使に就任しました。
タモリさんの妻が同市吉井町出身で、小学校同窓会が妻を通じて依頼、実現した。タモリさんは福岡市出身だが、妻の打診には「いいですよ」と二つ返事で快諾したという。
市が正式に依頼書を送り9月初め、署名入りの承諾書が届いた。任期は10月~2020年6月。初仕事として市広報誌10月1日号の表紙を飾る。
◆地域をPRするために任命されるふるさと(観光)大使
当該自治体の出身者で発信力のある人や地域ゆかりの著名人らに「○○大使」等の肩書を付けて委嘱し、他地域や全国でふるさと自慢・PRを担ってもらう制度で、総称して「ふるさと大使」と呼びます。
就任する有名人は、「ふるさとに恩返ししたい」などの理由で就任し、基本的に無報酬で「観光大使」を請け負う。活動内容は、日々の芸能活動の合間に地元の情報をアピールしたり、地元の観光イベントに協力したりとさまざまだ。
現在では自治体を中心に、観光協会や商工団体など全国で800近い団体が「ふるさと大使」制度を創設しています。名称は「ふるさと大使」の前に地名を付ける例のほか、○○特使、○○観光大使など様々です。
全国ふるさと大使連絡会議「新規・公式オフィシャルサイト」
◆効果ははっきりしない場合が多いが、西川貴教のような成功事例も
自治体側としては、有名人の「観光大使」就任で注目を集め、イベントなどと連動させることで、観光客を増やすねらいがある。
成功したのが、ロック歌手・西川貴教さんが2009年から観光大使を務める滋賀県です。野外ロックフェス『イナズマロック』を主催しており、2015年までに累計40万人以上がこのロックフェスを目的に滋賀県を訪れました。
群馬県桐生市は、篠原涼子さんの観光大使就任による経済効果を、2015年4月からの5カ月間で7000万円と試算した。
◆指原莉乃のようにその人気ぶりから継続的に任命される場合もある
HKT48の指原莉乃さんが地元である「大分市観光大使」に3度目の就任。
2018年8月
大使の任期は3年で、指原さんは2012年から3期連続の就任。市のPRポスターに登場したり、ツイッターで市の魅力をつぶやいたりして活躍している。
◆今年新たに任命されたふるさと(観光)大使
▼欅坂46長濱ねる「長崎市観光大使」
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