・2018年9月15日に75歳で亡くなられた女優の樹木希林さん
女優の樹木希林さん(本名・内田啓子)が9月15日に都内で亡くなったことが9月16日、分かった。75歳だった
1961年に18歳で文学座に入団した樹木さんは、「悠木千帆」の芸名で女優活動を開始し、個性的な演技で人気を博していた。2004年に乳がんが発覚、翌2005年には右乳房を全摘出手術したものの皮膚などに転移し、2013年自ら全身がんであることを公表していた
都内の自宅で、娘の内田也哉子、その夫の本木雅弘ら家族に見守られながら息を引き取った
・多くの作品に出演した樹木さんですが、共演してきた芸能人からその素敵な思い出が語られている
▼黒柳徹子さん
内田裕也、樹木希林と「今年初めてあった」 黒柳徹子の3時間特番に夫婦で出演(写真 全3枚) #黒柳徹子 #樹木希林 #内田裕也 #芸能 #ニュース oricon.co.jp/news/2075281/f… pic.twitter.com/H2I37l9qWH
女優としてドラマ共演。樹木さんはテレビ朝日系「徹子の部屋」に何度も出演した。樹木さんについて聞かれると「あの方は変わっている。私の比じゃないです」と断言
「よくドラマで共演していたんですけれど、『あなたのお父さまとお母さま、すごくきれいね』と言われた。『どこで見たの?』って言ったら『写真で見たの』って」とかつての会話を振り返り、「『あなたは全然似ていないわね』と言われた。そういうことをズバッと言えちゃう人ですから」と希林さんとの思い出を笑顔で語った
昼の「徹子の部屋」樹木希林追悼特集を観ていたんだが、樹木希林は自分が亡くなったあとに徹子の部屋の映像が追悼特集に使われるのが嫌で、ずっと徹子の部屋に出たくなかったんだと。黒柳徹子は「大丈夫よ、私より長生きするから」と言っていた・・・。
▼ビートたけしさん
ビートたけしが9月22日、TBS系「新・情報7Days ニュースキャスター」に出演。樹木さんについて、思い出を語り、悼んだ
「たけしさんは樹木さんとのお仕事はありましたか?」と聞かれたたけしは「ありますよ、ボクサーで言うならベテランのファイターだね。相手が新人だったら徹底的にやられちゃうね。左手一本でやられちゃうくらい芝居がうまい」とコメント
「役者としては、自分が出たら自分の世界に入り込ませないぐらいの世界チャンピオンクラスの芝居をやるから、若手はみんな参っただろうね。うまいもんですよ」と、樹木さんの凄さを語った
また、過去から現在までの映像で振り返った後には、「じゃんじゃん、いい女になってるね。若い時より今の方が一番いいね」としみじみ言葉にしていた
樹木希林さんすごいなぁ
ビートたけしさんが「ボクサーなら左手一本で勝ってしまうぐらいすごい演技だった」って言われるなんて…すごいなぁ
希林さん
お悔やみ申し上げます
ビートたけしさんが樹木希林さんは他の役者食っちゃうから他の役者は嫌がる人多かったといったことを仰ってて、本当に樹木希林さんが出てしまうと、それまで普通に入り込んで観てたのに、樹木希林さん以外が一気に「演技してる」って見えてしまうんだよなぁと。
▼笑福亭鶴瓶さん
「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(9月23日放送)では、9月15日に息を引き取った樹木希林さんの話題となった
まだ鶴瓶と樹木さんが共演する前のこと。鶴瓶が大阪に一軒家を建てたばかりの頃。その噂を聞きつけた樹木さんが、鶴瓶宅を突然ひとりで訪問。ぐるっと家の中を見て帰っていったそう
樹木さんが訪問した際、ちょうど鶴瓶は不在。後に共演する機会がありその話をすると、開口一番、樹木さんは「そうなのよ、土地の安そうな家だった!」と言っていたとか。無茶苦茶なようだが、むしろそんな出会いのおかげで仲良くなれた・・・と思い返す鶴瓶だった
9月23日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、樹木さんと深い交友があった和田アキ子(68)が、生前のエピソードを語った
和田は樹木さんの性格について「行くと“会いたくない”、行かなかったら“なんで来ないの”と言ってくる、あまのじゃくな性格」と振り返る