◆『普通の家』の価値観
ここらへんのね、「普通の家」の価値観って、時代とともに変わるんですよ。例えば磯野家、東京都世田谷区在住、二世帯の一戸建て・・・築年数から計算しても、だいたい一億五千万の価値があるそうです、あの家。 pic.twitter.com/tUJbbJFmPs
で、続きましては七十年代の「普通の家」だった野比家。東京都練馬区の、2階建ての一軒家。こちら大幅に安くなり七千万です。それでもローン返済額は月20万。のび太のパパ十分高給取りです。ちなみに「借家じゃね?」と仰るかも知れませんが、その場合、平均相場から考えて、家賃推定16万です。 pic.twitter.com/uCnQBN46v4
ちなみに野原家が住む、春日部の一戸建て平均はせいぜい二千万弱です。それでも車を持ち、妻は専業主婦として家事育児に専念し、子供を二人もうけることができています。昔は「ギリギリ平均」だったひろしは、今では「上流階級」になってしまったわけです。 pic.twitter.com/ZSl2L7JCy8
アニメや漫画の主人公は「普通の家の子」である率が高いですが、正直もう23区内在住だと「普通」とは言い難い時代になりつつあるのですな。地価高騰前から代々住んでいるという設定ならアリですが、そうなると転校生とかはまた「普通」ではなくなる。 pic.twitter.com/xwl4hBMSr6
そんなわけで、近年は都内在住だと「区民」ではなく「市民」の主人公が多くなってきましたね。立川市、町田市、八王子市、調布市などが舞台の作品が、近年増加傾向にあり、町おこしの題材になっているくらいです。 pic.twitter.com/KvJDfcgVKN
@sow_LIBRA11 すでに庶民の代表ではない……