「学校で朝ごはん」が広がりを見せる。その有効性と問題点とは

朝食を食べない小学生が増えていることが、文部科学省の2018年度全国学力・学習状況調査で分かった

貧困家庭の中には親が仕事で忙しく、夕食が夜遅くになったり、子どもたちだけでスナック菓子やインスタント食品だけで食事を済ましたり、朝食を抜いたりするなど、食生活が乱れているケースが少なくありません

小学生で毎日必ず朝食をとっている人は9割近く。これが中学生になると8割強、高校生では3／4程度にまで減る

子供時代は学校生活の時間区分が明確化しているため、朝食や夕食の時間がばらばらであったり、朝食抜きの状態となると、何かとつらい空腹感を子供自身が味わうことに

大規模研究で、朝食の質が学業成績に影響することを裏付ける強力な証拠が得られた

悪い食生活の影響は、中年以降に何らかの形で現れてくる可能性が非常に高い

学校で食事をしている子どもたち。ところが、これは昼食ではなく「朝食」。今こうした、学校で朝食を提供する取り組みが各地で広がりをみせている

子どもたち「うまい、テンションが上がる」「友達がいるから一緒に行きたいなって」

東京都足立区の足立入谷小学校では、月2回「学校で朝ごはん」を実施しており、朝食代は無料、希望する児童やその兄弟を対象に学年単位で参加を呼び掛けている

作るのは６０代～８０代の地域ボランティアです。市の補助を受けていて自己負担は１食５０円ほど

東京都足立区の足立入谷小学校では、月2回「学校で朝ごはん」を実施しており、朝食代は無料、希望する児童やその兄弟を対象に学年単位で参加を呼び掛けている

学力向上のため小学生に無料の朝食を提供する広島県のモデル事業が１４日、廿日市市の阿品台東小で始まった。県によると、都道府県主導では全国初の試み

子どもに罪はないからね。貧困や共働き、離婚とかの理由で必要とする子がいるなら、良いこと

ふだんは朝食を食べない子供も、友達といっしょなら、「食べてみようかな」という気になる

参加した保護者たちも「野菜とか家だとほとんど食べないけどここではたくさん食べる」など良い反応