◆攻めた作風で面白いと評判のテレビ東京ドラマ
近年、テレビ東京のドラマが面白いとの評判をネット上などで目にするようになった。
『勇者ヨシヒコ』シリーズや『孤独のグルメ』シリーズなどが熱狂的なファンを獲得し、「尖ってる!」「攻めてる!」という評価が定着したテレビ東京の深夜ドラマ枠。
「テレビ東京は後発の局でして、人手も予算も無いなか、他局と同じ攻め方をしても仕方がないので、どう知恵を絞るのかということを常に考えて来ました。その代表が『孤独のグルメ』。」
テレビ東京ドラマプロデューサー阿部真士氏のコメント
◆今期秋ドラマも好評
『ハラスメントゲーム』放送中の月曜22時枠は、今年春から新たに“ドラマBiz”として設置されたドラマ枠。メディアのドラマ評やネット上の視聴者の反応などを見てもドラマ自体の評判は上々だ。
ドラマ24「忘却のサチコ」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか)が、テレビ東京系で放送中。高畑充希演じる幸子の食べっぷりと、真面目がゆえ時に暴走するシュールな行動が話題となっている。
ドラマ『このマンガがすごい!』(テレビ東京、毎週金曜深夜0時52分)。人気俳優たちが自ら実写化したい漫画を選び、独自の役作りで漫画のキャラクターと一体化するまでの姿を追った番組で、これまで映されなかった役作りの裏側が見られると評判となっている。
◆冬ドラマも独自性のある“攻めた”ドラマ揃い
真木よう子がトラブルメーカー銀行員役
▼『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』(月曜夜10時)
「核なる部分に切りこんでいきたい」―ドラマ『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』に真木よう子が主演 cinema-life.net/p181129_ygrs/ 《コメントあり》 #真木よう子 pic.twitter.com/jshOjTLtor
本作は、周良貨と夢野一子のマンガ「この女(ひと)に賭けろ」をもとにする物語。トラブルメーカーとうわさされるも法人営業課長に大抜擢された正義感の強い銀行員・原島浩美が、業績不振にあえぐ支店の立て直しに奮闘する。
脚本を「とと姉ちゃん」の西田征史が担当。「僕らは奇跡でできている」の星野和成と「健康で文化的な最低限度の生活」の小野浩司が監督を務める。
超多忙のバイプレイヤー遠藤憲一が引退設定
▼『さすらい温泉 遠藤憲一』(水曜深夜1時35分)
2019年1月より、虚実が入り混じった新感覚密着温泉ドキュメンタリードラマ「さすらい温泉 遠藤憲一」(毎週水曜夜1:35-2:05、テレビ東京ほか)を放送する。
「俳優の遠藤憲一が、役者を引退する」という噂を聞きつけたスタッフが真相を確かめに行くと、「中井田健一」と名乗って男仲居として温泉宿で働く遠藤の姿を目撃し、様々な疑問を抱きながら遠藤への密着を続ける、という内容だ。
名優・光石研が単独連ドラ初主演で“痛い”中年男性役
▼『デザイナー 渋井直人の休日』(木曜深夜1時)
光石研、俳優生活40年で連ドラ単独初主演『デザイナー 渋井直人の休日』 #デザイナー渋井直人の休日 #光石研 #渋谷直角 crank-in.net/news/60640 pic.twitter.com/mIto08mcGg
「奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール」で知られる渋谷直角がotona MUSEで連載中の同名コミックを実写化した本作。
脚本はふじきみつ彦と松本佳奈
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