「同じ日本」なんて大間違い!?地方との隔たりは外国の隔たりと同じかそれ以上かも

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「同じ日本」という意識を強く持つ人ほど、外国や海外といったものを遠いものとして切り離して捉えがちだが、そんな常識をひっくり返すような事実をまとめてみた

gudachanさん

移動時間

最も近い韓国、台湾をはじめ、香港、マカオ、中国の上海などの日本近隣の主要都市は国内旅行並に近い。さらに遠いイメージのあるアメリカ合衆国でもグアム島なら3時間半。ロシアもサハリンやウラジオストクが身近で、フィリピンでも人気リゾート地のセブ島は5時間程度だ

日本の市町村で全国で最も東京から移動時間がかかる島根県江津市は、7時間以上。もう1時間あればハワイに行けてしまうほどだ

江津市は、島根県西部の日本海に面した市。山陰地方の中で最も人口が少なく、県内で最も面積が狭い市である。 東京からの移動時間距離が全国で一番遠い都市として知られており高等学校「地理A」の教科書やテレビ番組でも取り上げられた。

高校の教科書に取り上げられるほどの時間距離の塔さを誇る島根県江津市。Google先生では7時間16分でした。

言語

日系人やその子孫、そして戦前に日本語教育を受けた旧植民地諸国のシニア世代であれば流暢な日本語を話す。例えばパラオでは日本語が第二公用語に指定されているし、アメリカや台湾には現地化した日本語すらある

歴史を振り返れば日本語=標準語という概念自体明治時代に創作されたもの。それ以前は、藩という小国家の集合体で、同じ日本人同士でも会話ができず英語を介して話すほどだった。本土と距離のある沖縄弁と標準語の温度差は今なおフランス語とイタリア語に匹敵すると言われている

江戸時代、日本には300もの藩があり、それぞれ独自の方言を持っていた。それが明治時代になり、藩の垣根はなくなったが、まだ日本語には標準語というものがなく、日本人同士でも会話が成立しなかった。そのため、陸軍軍人・政治家で薩摩弁の大山巌と会津弁の捨松の夫婦生活はお互いの言葉が通じず、会話は英語で行われていたほどだった。

琉球方言は奄美大島から与那国島までの広い範囲で話されている言葉である。本土方言と琉球方言の分離は二、三世紀から六、七世紀にかけてといわれる。その方言差は今ではフランス語とイタリア語ぐらいに開いている。

宗教

日本は神道と仏教の2大宗教国。仏教はインド発祥でアジアで広範囲に親しまれているが、神道は日本発祥だ。だが、海外にも神社は存在している。キリスト教社会の欧米にも建立されているし、台湾や太平洋地域には日本統治時代の神社が守られていることもある

長崎県は「隠れキリシタン」で知られるようにカトリック教徒の代々の信仰の歴史がある地域が各地にある。奈良県天理市や岡山県旧金光町のように新興宗教の中心地で教団名が自治体名の場合もある。南西諸島には島々固有のアミニズムもある

人口

特別永住者(在日コリアン)などを含め、日本に暮らす外国人人口は約230万人以上に匹敵する。新大久保には東日本最大級のコリアタウンをはじめ、イスラム横丁や東南アジア系集住地域などがある

平成28年6月末現在における中長期在留者数は196万3,066人,特別永住者数は34万4,322人で,これらを合わせた在留外国人数は230万7,388人となり,前年末に比べ,7万5,199人増となり,過去最高となりました。

外国人の人口規模は、市町村別人口で全国第3位である名古屋市(約230万人)を凌駕するほど大きなものとなっている。

日本に於ける外国人人口よりも県民人口の少ない県は新潟県(約225万人)以下32県ある。10県は100万人を割り込み、最小の鳥取県は56万人しか住んでいない

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