◆寒い時期に大活躍の石油ストーブ
灯油さえあればいつでも暖をとれる石油ストーブは、一家に1台あっても無駄ではないでしょう。
お店の休憩所に石油ストーブがあった! ありがてえ! pic.twitter.com/GWQ8ssCixW
僕が消したつもりでしたが、ボッボッと火が消えず、祖父に消してもらいました。
◆原因は古い灯油だった!?
石油ストーブの場合、芯にタール(黒い不純物)が付いてしまうと、芯が下がらなくなり消火できなくなってしまう事もあります。
灯油は、徐々に酸化し、成分が変わってきて変質します。また、空気中の水分が混ざってしまう事もあります。
変質した灯油を石油ストーブで使用したところ、ストーブの芯にタールが付着した。これにより、着火できなくなったり、緊急消火ボタンを押しても芯が落ちなくて消火できないという不具合が発生した。
ファンヒーターの説明書に「暗所に保管してなかったり一夏を越した灯油を使用すると故障の原因となります」
石油ファンヒーターで使用すると、点火できなくなったり、しばらく燃焼したあとで刺激臭のある煙が出るようになった。
最悪の場合、猛毒である一酸化炭素が発生し中毒を起こし命の危険に至る可能性もあります。
国民生活センターでは消費者へのアドバイスとして、不良灯油は危険があるので、絶対に使用しないように呼びかけている。
◆家に残っている古い灯油の処理方法は?
灯油がたくさん残ったのならガソリンスタンドか石油販売店に持っていくと、廃油として引き取ってくれるところが多いです。
ホームセンターで購入した場合は、購入店に持ち込めば処分してくれることもあります。また、粗大ごみ回収業者の中には灯油も回収してくれるところがあるので、聞いてみましょう。
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