●元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー
ボクシング50戦無敗の元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー
1996年アトランタ五輪ではフェザー級で銅メダルを獲得。同年プロに転向。’98年WBC世界スーパーフェザー級王座を獲得し、このタイトルは8度防衛。
2002年にはWBC世界ライト級のタイトルも獲得し、3度防衛。2005年WBC世界スーパーライト級王座獲得。このタイトルは防衛せず返上。2006年IBF世界ウエルター級王座を獲得。
・2007年5月には、史上4人目の5階級王者となった
2007年5月オスカー・デ・ラ・ホーヤを2―1の12回判定で下し、WBC世界スーパーウエルター級王座を獲得。シュガー・レイ・レナード、トーマス・ハーンズ、デ・ラ・ホーヤに次ぐ、4人目の5階級王者となった。
・2017年には「UFC」王者だったコナー・マクレガーに勝利
2015年9月にプロ49戦無敗という前人未到の記録を残して引退。しかし、2017年8月に復帰を果たし、
世界最大の総合格闘技イベント「UFC」の王者だったコナー・マクレガーとボクシングルールで対戦。10ラウンドTKO勝利を飾り、健在ぶりを見せつけた。
●そんな中、格闘技イベント「RIZIN.14」での注目の一戦
・フロイド・メイウェザー選手VS那須川天心選手
アフロ
Undefeated boxer Floyd Mayweather Jr. of the U.S. poses for a photograph with his opponent Tenshin Nasukawa during a news conference to announce he is joining Japanese Mixed Martial Arts promotional … by 写真:ロイター/アフロ
大みそかの格闘技イベント「RIZIN.14」がさいたまスーパーアリーナで行われ、
フロイド・メイウェザー(41)対デビュー28連勝中の“キックボクシングの神童”那須川天心(20)の一戦
11月5日の対戦会見直後にメイウェザーがインスタグラムで一方的にキャンセル宣言、そして改めて実現発表に至った“世紀の一戦”。
前までルール問題が紛糾し、メイウェザーは試合開始1時間半前の午後9時半ころに会場入りするという異例づくめだった
・今回のルールは、3分3Rのキックなしのボクシングルール
今回のルールは、3分3Rのキックなしのボクシングルール。さらに前日計量ではさらなるハンディも明確になった。
那須川が62・1キロに対し、メイウェザーは66・7キロ。実に両者の体重差は4・6キロもあり、その差は4階級。
・試合は、メイウェザー選手がフックなどで圧倒的な強さをみせ、3度のダウンを奪った
笑顔で挑発し、那須川の左が顔面をかすめると本気に。左フック、
右フック、左フックでなぎ倒すように3度のダウンを奪うと、レフェリーが試合を止めた。
戦績に残らないエキシビションマッチに加えて両者の体重差が4・6キロとプロボクシングだったら異なる階級での試合だったとはいえ、メイウェザーが速攻劇を見せつけた。