■交雑種とは?
異なる属・種・品種間の交配によって作り出されたもの。雑種のこと。ハイブリッド、一代雑種(F1)ともいう。
F1は、和牛と比べて肉の量(体重)が多く、食欲も旺盛で育てやすい。また、和牛より 短い期間で出荷できます。
掛け合わせることで人間の理想に近づけることができます。
■この交雑種だがサルの場合は事情が違うようだ
「日本在来の霊長類は、人間とニホンザルだけ。世界的にも貴重な環境は維持しないといけない」。霊長類学者たちは強調する。
千葉県富津市は、高宕山(たかごやま)自然動物園で飼育している日本固有種のニホンザル(M. fuscata)の全個体をDNA鑑定し、交雑(遺伝的撹乱)がないかを確認するため、DNA鑑定費810万円を計上
164頭のアカゲザルの内、交ざつがみとめられた57頭は外来生物法をもとに殺処分された
■日本古来の種を守るために「殺処分」が行われている
交雑によって在来のニホンザル個体群が交雑個体群に置き換わってしまう危険性がある
政府は27日、タイワンザルとニホンザルの交雑種など6種類の動物や植物について、特定外来生物に指定する政令を閣議決定
■日本政府によって種を守る法律が制定されている
2013年の外来生物法の改正によって、飼育や輸入が原則禁止される特定外来生物として、外来種のタイワンザル、アカゲザルが指定された
かんきょう省は生態系などにひ害を与えたり、そのおそれがある動植物を「特定外来生物」に指定して、飼育やさい培、保管輸入を禁止して、国や地いきの自治体は防じょに努める
外来生物対策室の担当者によれば、特定外来生物は飼育するだけで法律違反なので、今回の殺処分は、やむを得ない
■自然の一部である人間が種を守るという理由で殺処分している
自然の一部であるはずの人間が、自然の守護者でもあるという側面が浮かんでくる
和歌山混血ザル問題は、野生化した交雑ザルのような、人間の行為によって変化する生態系に、どう対処すべきかについて重要な示唆を与えている
人間が作った法律が生物の生命を奪っている事実は変わらない。開発による生息地の破壊も、絶滅危惧種の増加も、哺乳綱サル目(霊長目)の殺処分も悲しく、重い難問
■このサルの交雑種処分についてはネットから色々な声が出ている
交雑種サル、不妊手術か安楽死か 問われる人間の功罪 (京都新聞) – LINEアカウントメディア news.line.me/issue/oa-kyoto…
在来種を保護するために、外来種を排除する。確かにそんな理屈もあるんだろうとは思う。けど、何か釈然としない…。
交雑種サル、不妊手術か安楽死か 問われる人間の功罪(京都新聞) – Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190102-
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人間に置き換えるなら、某半島の人間は日本にいてはならないし、日本人と結婚して子供を残してはいけないということ。