■日本各地で猛威を振るうインフルエンザ
東京都のインフルエンザ患者報告数が注意報の基準を上回ったことが7日、都がまとめた患者報告で分かった
インフルエンザの流行状況は、北海道や神奈川、愛知、大阪などで「警報」レベルに、そのほか多くの地域で「注意報」レベルになっています
都内の病院では、院内感染を防ぐため、入院患者への面会を制限したり、外来受診者らにマスクの着用を呼び掛けたりする動きが広がっている
■お子さんがインフルエンザに罹患してしまうご家庭も…
■ところで、子どもがインフルエンザにかかったら仕事って休んだ方がいいの?
家族がインフルエンザにかかってしまった。もしかすると、自分も移っているかもしれない。でも、明日も会社が待っている…
子供(家族)がインフルエンザにかかった場合、親(ご自身)は出勤してよいのでしょうか?
■もしかすると職場にインフルエンザを蔓延させてしまう可能性も
家族がインフルエンザにかかっていれば、同居している自分、さらに自分を介して職場の同僚にも感染が広がるおそれが大きい
インフルエンザは感染力が強大ですので、社内感染によるリスクも高い
ひとりの社員がインフルエンザで体調を崩すと、当人だけでなく周りの人へも感染が拡大し、別の社員の業務に支障が出て部署や会社全体の業務進捗に影響を及ぼすことも考えられます
■家族がインフルエンザに感染…出勤について法律的にはどうなの?
労働安全衛生法では、労働者が厚生労働省令で定める『伝染性の疾病』にかかった場合、事業者は従業員の就業を禁止しなければならない、としています
家族が感染している、というだけでは法律上は出勤停止の義務はありません
労働安全衛生法で定められているのは、本人が感染した場合のみであり、家族や同居人が感染した場合の取り決めについては、明確にはされていません
■出勤すべきかは企業の判断によります
家族や同居人などの生活を共にしている人がインフルエンザに感染した場合、出勤停止になるかどうかは、各企業の規定や判断によって異なります
マスクの着用を義務付けたり、会議等には参加しない、在宅勤務を命じるなど、の例があります
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