なんだか体調が優れない…それ「冬バテ」が原因かも

冬は寒さによって、体のバランスが崩れやすくなる季節

クリスマスや忘年会など暴飲暴食をしやすい暮れの時期を越えたのに、暦が変わっても、新年会や挨拶回りなどが続きます

厳しい寒さに加えて体がダルい、やる気が出ない、疲れやすいなどの症状に毎年悩まされていないでしょうか？

暑さで体力を消耗してしまう「夏バテ」同様に、寒さによって体調に不調をきたす「冬バテ」

冬は寒さから「冬バテ」になりやすく、風邪やインフルエンザのウイルスを引き込みやすくなります

体の冷え、疲労感、不眠、頭痛、肩こり、首こり、胃痛、胃もたれ、下痢、めまい、むくみ、食欲不振、体がだるい、関節痛などが挙げられます

気分の落ち込みやイライラ、やる気が出ないなど精神面にも影響を与えます

年末は忘年会、年始は新年会。年末年始は祝祭日も多く出勤日が少ないので、業務も集中してこなす必要があります

年末年始の飲み会、寝不足などが重なると、さらにビタミンが消耗…

日々の生活や仕事などで、私たち人間はなかなかゆっくりできず、本来は休養をとるべき体が無理をすることで、冬バテの症状が起こる

寒さで血管が収縮し、血流が悪化すると、体が必要とするすべての栄養素と酸素が正しく運搬されなくなってしまいます

手足が冷えたりむくんだり、肩凝りなどの症状を起こしやすくなります

そうなると、リラックスを促す副交感神経が働かず、常に体が緊張した状態になり、冬バテを悪化させます

冬は外が寒いので休日も家にこもりがちですが、運動不足になると血流が悪くなり、筋肉が凝り固まって更に血流が悪くなるという悪循環に陥りやすくなります

そうして筋力が衰えると、身体は冷えやすくなります

体が冷えると交感神経が優位になり、熱を逃がさないようにと血管を収縮させます