▼1月16日に発表となった「芥川賞」と「直木賞」
芥川賞を受賞したのは
「ニムロッド」は、仮想通貨ビットコインをめぐる人間模様を描いた作品で、選考委員によると、大きな世界観と日常的な出来事をつなげる手際の良さが評価されたという。
「1R1分34秒」は、21歳のプロボクサーが変わり者のトレーナーとの出会いで変わっていく心境などを描いた作品で、主人公のトレーニングの様子などを徹底して描き込んだ筆の迫力が評価されたという。
直木賞を受賞したのは
大衆文学作品に贈られる直木賞は真藤順丈さんの「宝島」が受賞している。
第二次世界大戦後の沖縄を舞台にした作品です。
▼そんな「芥川賞」「直木賞」と同じ日に発表されている「賞」がある
「本屋の新井」の新井見枝香さんがBOOKSTANDに3週連続で登場。おすすめの本を紹介します。三冊目は スープ作家 有賀薫さんの話題のスープレシピ本です⚡️詳しくは1/19土曜夜10時から
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カリスマPOP職人であり、人気書店のTwitterの中の人として知られる書店員。
勤務中は棚の整理をしたり、客の問い合わせに対応したりと、見た目はいたって普通の書店員。
その店員である新井さんが選んだのが「新井賞」である
小説、コミックス、エッセイなどのジャンルを越えて、あくまでも自分が作品を読んでどう感じたかを大事にするという「新井賞」。
ときに芥川賞・直木賞よりも売れる「新井賞」
▼2014年にスタート、年に2度発表されている
第151回直木賞候補だった千早茜さんの『男ともだち』が受賞しなかったので、怒りの感覚から勝手に『新井賞』と名付けて並べたところ、受賞作よりもこっちのほうがたくさん売れたのがきっかけ。
これまでに8作品を新井賞として選び、独自の帯を作り展開している。
回を重ねた今では、「他の数ある文学賞よりも、書店での売り上げが大きい作品に育つこともあり、今や『新井賞』は立派な文学賞」(都内出版社の営業担当者)と言われるほど、影響力の大きい賞となっている。
読者の新井賞の信頼感がハンパナいんだろうね #ゴロデラ
北海道で暮らす令央は、作家になる夢を持ちながら、数万円の月収と元夫からの慰謝料で細々と暮していた。40代に突入したある日、冷徹な編集者が現れ、令央は母のある秘密を書く決意をする。
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