芥川&直木賞より売れる事も…カリスマ書店員が選ぶ『新井賞』とは?

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canty0628さん

▼1月16日に発表となった「芥川賞」と「直木賞」

芥川賞を受賞したのは

「ニムロッド」は、仮想通貨ビットコインをめぐる人間模様を描いた作品で、選考委員によると、大きな世界観と日常的な出来事をつなげる手際の良さが評価されたという。

「1R1分34秒」は、21歳のプロボクサーが変わり者のトレーナーとの出会いで変わっていく心境などを描いた作品で、主人公のトレーニングの様子などを徹底して描き込んだ筆の迫力が評価されたという。

直木賞を受賞したのは

▼そんな「芥川賞」「直木賞」と同じ日に発表されている「賞」がある

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その店員である新井さんが選んだのが「新井賞」である

小説、コミックス、エッセイなどのジャンルを越えて、あくまでも自分が作品を読んでどう感じたかを大事にするという「新井賞」。

直木賞・芥川賞の発表と同じ日の夜に発表される。

▼2014年にスタート、年に2度発表されている

第151回直木賞候補だった千早茜さんの『男ともだち』が受賞しなかったので、怒りの感覚から勝手に『新井賞』と名付けて並べたところ、受賞作よりもこっちのほうがたくさん売れたのがきっかけ。

回を重ねた今では、「他の数ある文学賞よりも、書店での売り上げが大きい作品に育つこともあり、今や『新井賞』は立派な文学賞」(都内出版社の営業担当者)と言われるほど、影響力の大きい賞となっている。

北海道で暮らす令央は、作家になる夢を持ちながら、数万円の月収と元夫からの慰謝料で細々と暮していた。40代に突入したある日、冷徹な編集者が現れ、令央は母のある秘密を書く決意をする。

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