振り返ればアレって「嵐」活動休止の伏線だったのかも…

大野は2017年6月中旬に4人に活動休止を打ち明けてからの経緯も語った。

具体的なきっかけがあったわけでなく、「自由な生活というか、この世界を一度離れてみて、今までみれなかった景色を見てみたい。普通の生活をこの世界に入って経験してないな」という思いが徐々に強くなっていったとのだという。

そして「メンバー1人1人の思いを聞いて、その後、5人で会って結構な回数、何度も話して、事務所の方を交えて2018年2月に事務所の方に報告させていただき、話を重ねて6月に結論を出しました」と語った。

活動休止の期間については「全然決まってないんですよ」とし、また解散については全員が否定した。

大野の思いを受け止めた４人のメンバーは、一様に「５人でなければ嵐でない」という言葉を口に。

櫻井によれば、2018年6月頃、「メンバーそれぞれ少しずつ異なる沢山の想いを、なんとか一つの結論へ着地させることとなりました」という。

そして「気持ちの整理をつけるには時間がかかりましたが、今は納得しています！決して仲が悪くなった訳ではありません」と相葉も決断した心境を明かしている。

このタイミングで発表した理由を松本はこう説明した。

「応援してくれているファンの皆さん、一緒に仕事をさせて頂いている関係者の皆さんに僕たちの決断を理解してもらうには時間がかかる事だと思い、この時期に発表させて頂きました。また、キチンとお話しした上で、自分たちも前を向いて日々を過ごしていきたいという思いからです」

大野は2020年12月31日に嵐としての活動を終えた後、他の4人と思いの方向性が1つになり、また嵐として活動を再開する可能性について聞かれると「僕がお休みさせていただいて、また5人で何かをやる具体的なことは正直、決まっていない」と明言を避けた。

「お休みする中で、一応、所属という形なので、個人的に思っているのはビジュアル、体形はキープしていこうと思っています。テレビに出なくなるといきなり、老け込んだりするじゃないですか。正直、怖い…」と、表に出なくなってもルックスはキープする考えを強調した。

そして「もし、5人で再会した時『何だ、あいつ』と言われるのは嫌なので極力、気を付けたい。今までの仕事では感謝しかないし、自分の中で1度、足を止めて考えたい」とも語った。