◆字幕演出が話題を呼んだ大河ドラマ『西郷どん』奄美編
NHK大河ドラマ「西郷どん」で、13日(2018年5月)に放送された第18話「流人 菊池源吾」から奄美言葉に標準語の字幕が付いて話題になっている。
奄美の言葉に字幕スーパーがついたことにSNS上は騒然。「海外ドラマに錯覚してしまいそう」「つけるなら薩摩弁にも字幕つけて」などさまざまな反応が。
1963年に始まった大河ドラマで、日本人がしゃべるセリフに字幕が付くのは非常に珍しく、インターネットの掲示板で「わかりやすい」などと称賛の声が相次いでいる。
◆主演の鈴木亮平を食う演技の「二階堂ふみ」に大反響
この回から物語の舞台は、薩摩藩に支配されていた奄美大島にうつる。西郷吉之助は、藩命により菊池源吾という名で奄美大島に流される。2番目の妻となる、二階堂ふみ演じる島の女性・とぅま(愛加那)との恋の行方がこれからのヤマ場。
今回から奄美の女性・とぅま役で登場した二階堂ふみに「奄美にぴったり」「似合い過ぎ」「全部持ってった」など絶賛の声が寄せられている。
その存在感と演技力には「完璧に島の女性になってた」「奄美言葉のイントネーションがナチュラルだよね」「面立ちが南国的な部分も含めて役柄にピッタリ」といった声が殺到した。
◆鈴木亮平は二階堂を「感性のバケモノ」と絶賛した
鈴木は初共演の二階堂について、「すごい、すごいと聞いていましたが……すごいです。感受性の塊」と大絶賛。
鈴木は「本当に素晴らしい女優さんで、“感性のバケモノ”だなと思いました(笑)。演技を一緒にしていたら、想定しているシーンから彼女の感性で変わっていくんです。僕は主演として引っ張っていくというよりは、彼女の感性に身をゆだねていました」と絶賛した。
「それだけでなく、冷静的に客観的に見て、アイデアを出しながら、ストイックに真面目にお芝居に向かわれている姿勢がすごい」
鈴木のコメント
極貧の下級武士にすぎなかった素朴な男・西郷隆盛(西郷どん)が、南国奄美で愛に目覚め、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく物語。
◆女優業専念を表明して『ぐるナイ』を卒業した二階堂
レギュラーとして参加していた『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)内の企画『グルメチキンレース・ゴチになります!』のメンバーを卒業したばかり。
2017年末
同コーナーは、バラエティ番組には珍しい女優たちのレギュラー出演も。2016年~2017年(パート17~18)には、女優・二階堂ふみも登場。80年代風のセーラー服に“聖子ちゃんカット”の出で立ちが「清楚!」「ピュアでかわいい」と反響を呼んだ。
二階堂は番組のラストで、涙ながらに卒業の理由を語り、「役者として色々勉強していきたいという気持ちもあり、お芝居の方に集中させて頂けたらなと思います。中途半端な感じになってしまい、申し訳ありません」と謝罪した。
◆映画『リバーズ・エッジ』では覚悟のフルヌードを披露
いまや、押しも押されもせぬ実力派女優に成長した二階堂ふみ(23)。フルヌードを披露した『リバーズ・エッジ』は、2月のベルリン映画祭で国際批評家連盟賞に輝いた。
2018年
「この作品では、彼女は単に女優であるというより、クリエイターでもありました。自分が本当にやりたい企画なので、原作同様の濡れ場をしっかり演じきるという覚悟があったのだと思います」
行定監督のコメント
「彼女はCMの仕事もあるので、本来ならヌードやベッドシーンは御法度だったと思います。それを、自分でしっかりと事務所と交渉して成立させた。そういったクリエイティブに対する彼女の姿勢は、演技だけでなく、今後高く評価されると思います」
行定監督のコメント
◆テレビ朝日の新ドラマ枠初作品『探偵物語』の主演も務めた
テレ朝は4月から日曜午後9時に新枠「日曜プライム」とし、ドラマ・映画・バラエティを放送。第1弾として、作家・赤川次郎さんの同名小説をドラマ化した「探偵物語」を放送。俳優の斎藤工(36)と二階堂ふみ(23)が共演。
1
2