▼6月6日の先発登板で、途中降板した大谷選手
アフロ
Apr 1, 2018; Oakland, CA, USA; Los Angeles Angels starting pitcher Shohei Ohtani (17) walks onto the field during the first inning against the Oakland Athletics at Oakland Coliseum. Mandatory Credit:… by 写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
大谷は6日(同7日)の本拠地ロイヤルズ戦に先発したが、4回63球で緊急降板。4回を4安打4奪三振3四球1失点(自責1)で勝敗はつかなかったが、
63球のうち33球がストライクと制球が荒れていた。当初は右中指にマメができたことが降板理由と発表されていた。
▼その後の発表によると、右ひじ靭帯の損傷であることがわかった
米大リーグ、エンゼルスは、大谷翔平投手(23)が右肘の内側側副靱帯(じんたい)の損傷で初めて10日間の故障者リスト(DL)に入り、
損傷の程度は3段階のうちの2番目で、じん帯が伸びていて部分断裂があると伝えられた。完全断裂(グレード3)だと手術が必要になるが、そこまでではないようだ。
そして、大谷はすでに「PRP注射」と呼ばれる治療を受けたと発表した。3週間は投球せずに調整し、再検査を受けて今後の方針を決める。
大谷は、これまで投手として9試合に先発し、4勝1敗、防御率3.10の成績。打者としては34試合に出場し、6本塁打20打点、打率.289の成績を残していた。
▼あるスポーツチャンネルでは復帰は2020年になる可能性があると報道
米スポーツ専門チャンネルESPNは10日、投手と打者の両方でリーグに旋風を巻き起こし、貴重な二刀流の選手として「日本のベーブ・ルース(Babe Ruth)」と呼ばれる大谷が肘にメスを入れ、2020年まで戦列を離れる可能性があると伝えたが、
エンゼルスのエプラーGMは11日に報道内容を否定し、MLB専門チャンネルのMLBネットワーク(MLB Network)に対して同選手のコンディションは変わっていないと述べた。
●大活躍を見せていた大谷選手の離脱に、ショックを受けたファンは多かった
大谷ショックやわー
▼ところで、大谷選手が行った『PRP注射』とは何なのか?
肩やひざの関節内にPRP-FDを注入することで、傷の修復や血管新生を促す信号を発信。細胞分裂が活発化するため、長期的な作用が期待できます。
100%自分の血液を活用することで副作用のリスクをできる限り回避。また、採血と注射だけで行う、メスいらずの治療です。
▼実際に注射を経験した元メジャーリーガーの岡島氏は
岡島氏は「去年受けて効果を感じたから、またやろうとなったんだと思います」と分析。自身はレッドソックス時代の2009年シーズン終盤、右脇腹の腹斜筋を肉離れ。当時最先端の新治療法だったPRP注射を受けた。
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