『dele(ディリー)』から『探偵が早すぎる』まで!「一話完結型」の夏ドラマ

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aku1215さん

◆最近流行している「一話完結型」ドラマ

『アンナチュラル』(2018年1月期)

近年のヒットドラマは”一話完結”型が多い。毎話で一つの事件や物語が片付くと共に、クール全体を通して主人公や主な登場人物が抱える大きな物語が完結する二重構造になっていることが多い。

視聴率を獲得するためには、リアルタイムでテレビを見てもらうことが必須条件。その点、1話完結の事件・問題解決ドラマは、「リアルタイムで気軽に見るのにちょうどいい」「1〜2話見逃しても気にならず、また次週見られる」という理由で視聴率につながりやすい。

◆春ドラマも視聴率上位は「一話完結型」ドラマが独占

『未解決の女 警視庁文書捜査官』
(2018年4月期)

一話完結モノと言えば、刑事・医療ドラマの定番スタイル。今春も『特捜9』、『警視庁・捜査一課長』『未解決の女 警視庁文書捜査官』(全てテレビ朝日系)、『ブラックペアン』(TBS系)が放送。

トップを走るのは水曜21時「特捜9」。平均視聴率は約14%。これに続くのが3本で、平均13%前後で競り合っている。

テレ朝系が内藤剛志主演で木曜20時「警視庁・捜査一課長seson3」と、波瑠&鈴木京香ダブル主演の木曜21時「未解決の女」(7日終了)の2本。そしてテレ朝のベスト3独占阻止を狙うのは二宮和也主演、TBS系の「ブラックペアン」(日曜21時)。

◆夏ドラマにも「一話完結型」ドラマが多数

▼『遺留捜査 第5シリーズ』(木曜夜8時、テレビ朝日)

上川隆也(53)が主演する刑事ドラマ『遺留捜査』の第5シーズンが、7月期にテレビ朝日系「木曜ミステリー」枠(毎週木曜 後8:00)で放送される。

「遺留捜査」は、マイペースで風変わりな刑事・糸村が事件現場に残された遺留品から事件の真相と被害者の思いを明らかにしていく1話完結型の連続ドラマ。

前シーズンの栗山千明、戸田恵子、永井大らが再集結。さらに、今シーズンより、梶原善が演じる捜査一課から引き抜かれた新メンバー・岩田信之が加入。第1シーズンからレギュラー出演してきた甲本雅裕も引き続き登板。

▼『探偵が早すぎる』(木曜夜23時59分、日本テレビ)

[映画ニュース] 滝藤賢一が“事件を未然に解決する探偵”に!「探偵が早すぎる」で広瀬アリスと主演 eiga.com/l/5TnDm pic.twitter.com/x6QGo8Uy5X

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本作は、ミステリー作家・井上真偽の同名小説を原作に、ほんの些細な違和感を察知し、事件が発生する前に解決してしまう探偵・千曲川光の活躍を1話完結形式で描くコメディ・ミステリー。

滝藤は偏屈な性格でコミュニケーション能力に欠ける探偵・千曲川を演じ、広瀬は、他界した父親から5兆円の遺産を相続し、父親の兄弟姉妹から命を狙われる女子大生・一華に扮する。

新感覚の謎解きや、登場人物が織り成すコミカルな会話劇などが見どころ。ドラマ「99.9 刑事専門弁護士」の宇田学が脚本、「リピート 運命を変える10か月」の湯浅弘章が演出を務める。

▼『dele(ディリー)』(金曜夜11時15分、テレビ朝日)

作家の本多孝好が原案・脚本を手がけるオリジナルストーリー。山田と菅田に当て書きしたというキャラクターを軸に、人の死後に残ったデジタル記録“デジタル遺品”をフィーチャーした1話完結の人間ドラマを描く。

山田は依頼人の死後に遺留データを内密に消す仕事を請け負う車椅子のフリープログラマー・坂上圭司を、菅田は坂上の仕事を手伝う何でも屋・真柴祐太郎を演じる。

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