傷つきやすい男心…『繊細な男性の恋』を描いたマンガ 5選

この記事は私がまとめました

▼『関根くんの恋』河内遙

世にも稀なる残念な男関根圭一郎、三十路。仕事が出来て男にも女にもモテるイケメンエリートだが、「鈍感・受け身・器用貧乏」の三重苦がたたって、どこかピントのずれた人生を送ってきた。

一念発起した関根君が向かったのは、小さな手芸用品店。編み目を数えるうちに思い出すのは、過去の忌まわしい記憶と、数音先輩の細い細い身体の感触……!?そして出会った手芸屋の孫娘・サラ。ついに関根くんの恋が始まる……かも。

漫画『関根くんの恋』を読んだ。
関根くんの繊細さに撃ち抜かれた。

河内遥『関根くんの恋』(太田出版)
女の人が、それも強く強烈な女性がもつような弱々しい男に対するイメージを具現化したような人が主人公。
精神的な脆さや孤独感の表現はとても繊細に描写されている。
ああ、こいつダメだなあ、ダメだなあと思わされつつも引き込んでいく力がある。

眼鏡さん推しを読む

「関根くんの恋」全5巻

イケメンエリートでなんでもソツなくこなすが、何かに夢中になったことが無い。
手芸屋の娘と出会った関根くんの、恋を知る物語。

なんだコレは何故こんなことにと、自分の感情に振り回される関根くんから目が離せない。何度も読み返しまくってしまう…。 pic.twitter.com/1YwLaRsib1

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▼『ロマンス暴風域』鳥飼茜

30代半ばで非正規雇用の佐藤(通称サトミン)は失敗続きの婚活で自信を喪失していた。しかし、ある日風俗で出会った「せりか」に一目惚れしてしまう。

目を背けることのできない現実に惑う主人公が求める、真実の愛とはなにか。“恋愛弱者のロマンス”ここに開幕!

鳥飼茜『ロマンス暴風域』モノローグが多くて読みづらかったけど面白かった。持たざる者特有の孤独感と「自分と似た境遇のあの娘なら受け入れてくれる」、「世界から否定されたような彼女を救うことで自分自身も救われたい」という独善的な期待感にグサリときた。

「ーーーここからの30分間僕の人生に奇跡の確率変動が起こる」
ロマンス暴風域/鳥飼茜
よかった…刺さった…ウッカリ泣いてしまった…
1冊が濃すぎて映画一本見た後みたい。しかもこれ、1巻。まだ続いてる。恐ろしい…!
次もきっと買ってしまう。 pic.twitter.com/xKG52jLUbG

【今週の週刊SPA!③】鳥飼茜さんの純愛漫画『ロマンス暴風域』第二部が“増ページ”で開幕。“運命の人”を失い、傷心の佐藤が向かったその先には……。単行本第一巻もよろしくお願いします! pic.twitter.com/cClwhs5NSv

鳥飼茜さんの新作『ロマンス暴風域』この出会いに運命を錯覚してしまうのは現代日本が抱える社会構造ゆえなのか。男と女の生き方が妙にリアルで重く僕らに乗しかかる傑作です。 pic.twitter.com/7P2qWhoHFG

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▼『orange』高野苺

手紙が書きしるしているのは、主人公・菜穂がこれから取るべき行動で、それは転校生で仲間となった翔(かける)の未来を変えるためのもの。17歳の冬、翔は自ら命を絶ってしまっていたのだ。

はたして菜穂は手紙を読み「後悔しない未来」を作ることができるのか? 切ない思いが交錯するタイムパラドックスラブストーリー。

orangeおもしろいんだけど、翔繊細すぎて、すぐデスフラグ立つから、かまいたちの夜かよ。ってなってる。

orange 観ながら思ったんだけど、繊細なガラスハートでメンタル弱い攻め×相手を包み込み支えてくれる受けに弱いんだな〜。翔がヒロインで、愛情をまっすぐに伝えてくれる菜穂が男前でかっこよくてヒーローに見えた。

高野苺さん『orange』について(37) 中でも特に菜穂と翔の「近づきたくても近づけない微妙な関係」を、高野さんは少女マンガの技法と話法を駆使して、繊細にかつ大胆に描きあげられています。身を寄せあいたいけれど、近づきすぎるその距離感が二人の関係を、

高野苺先生マジ凄い。

結局orange買っちゃいました。
2巻の最後のコマで涙がボロっと出ました。

普通の少女漫画と違うこの不思議な新感覚を皆様も是非体験してみてください。

そうです。
ようするにオススメ漫画です。 pic.twitter.com/xwCwEsjzjm

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▼『青のフラッグ』KAITO

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