初の女性観戦にゴミ拾い…W杯でアジアのサポーターに注目集まる

この記事は私がまとめました

・実はイランでは1979年革命後、女性の観戦が禁じられている

イランでは1979年の革命後、女性がスポーツイベントを観戦することは禁止されている

この問題は、2006年に国外の映画賞も受賞したジャファル・パナーヒー(Jafar Panahi)監督の作品「オフサイド・ガールズ(Offside)」でも

作中では女の子たちが男の子に変装してスタジアムへ忍び込み、W杯予選のバーレーン戦を生で観戦しようと奮闘する様子が描かれている。

・この件についての最近の動き

法改正を求める動きなどもある中で、観戦を試みた女性が逮捕されるなどの事件も起こっている。

昨年2月には女性サポーターが男装して観戦を試みる事件や、今年3月には観戦を試みた女性サポーターが35人逮捕される事件など勃発。

15日、モロッコ―イランが行われたサンクトペテルブルクの会場で、イランのサポーターが女性のサッカー観戦が同国で厳しく制限されていることに抗議する横断幕を掲げた。

スタジアムには、「#NoBan4Women」というイランの女性ファンが観戦することをサポートする横断幕も掲げられていた。

「イランの女性がスタジアムに入れるよう支援を」

・その後、第2戦の対スペイン戦で37年ぶりに観戦

ワールドカップグループステージ・グループB第2戦の対スペイン戦で37年ぶりに観戦した。21日、英紙『ガーティアン』が報じた。

スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは試合後に「今夜優勝したのは彼らだ」とこの問題が解決したことを伝えている。

女性がスタジアムでサッカー観戦することが禁じられていた国で、約40年ぶりに、男女一緒にW杯のパブリックビューイングに参加することを認められたイランの人たち。この楽しそうな顔を見て!⚽️

ついにスタジアムの扉が開いた。イランで約40年ぶりに男女が一緒に観戦 buzzfeed.com/jp/saoriibuki/… pic.twitter.com/W5u5RHD6A6

イランの女性達の写真見たけど、ホント楽しそう

イラン女性の解放されっぷりは驚くけど、それより観客のほぼ全員が片手にスマホ持ってるのも改めて見ると本当に凄いよな。世界中の人が普通にスマホ手に持って、SNSなどにそれぞれが発信してるってことを感じる>RT

・日本も初戦後、サポーターのある行動が注目された

コロンビアとの試合後、日本代表サポーターは持参した青い袋にゴミを集め、その姿が世界から称賛された。

日本サポーターがゴミ拾いをする様子を見ていた多くのコロンビアサポーターが感化され、日本サポーターからゴミ袋を受け取って真剣に座席付近のゴミを片付けていた

あるコロンビアサポーターは『日本のサポーターから学ぶものがあった。日本人の自律性と秩序が彼らの勝利をアシストしたのだ』と語った

英公共放送「BBC」は「W杯2018:1週目で我々の愛する7つのこと」と題し、プレーバック。その一つに日本ファンから波及した“ゴミ拾い”が取り上げられている。

・そして、その行動は他国にインフルしていった

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