◆『コーヒーが冷めないうちに』(9月21日公開)
「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和の同名ベストセラー小説を、有村架純の主演で映画化。
時田数が働く喫茶店・フニクリフニクラには、店内のある席に座り、いくつかのルールを守ると望む時間に戻れるという都市伝説があった。今日も噂を聞いた客が喫茶店を訪れる。
主演の有村架純が喫茶店の店員を演じるほか、健太郎、波瑠、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子らが出演。ドラマ「重版出来!」「アンナチュラル」などの演出を担当した塚原あゆ子が監督を務める。
「コーヒーが冷めないうちに」の主題歌がYUKIの新曲「トロイメライ」に決定。同曲を使用した予告編がYouTubeで公開された。
映像には、特別なコーヒーによって登場人物たちがそれぞれの過去と向き合う様子が映し出される。
後半には、「後悔から生まれる再生の物語」という文字に合わせてYUKIが今作のために書き下ろした楽曲「トロイメライ」が流れる。
◆『あのコの、トリコ。』(10月5日公開)
白石ユキの同名少女コミックを実写映画化し、芸能界を舞台に幼なじみ3人が織り成す三角関係を描いたラブストーリー。
スーパースターになると誓い合った幼なじみたちが再会し、芸能界で活躍しながら三角関係に陥る姿が描かれる。
『トモダチゲーム 劇場版』シリーズなどの吉沢亮、『インターン!』などの新木優子、『兄に愛されすぎて困ってます』などの杉野遥亮らが出演。テレビドラマ「最高の離婚」などの演出を手掛けた宮脇亮が監督を務める。
「あのコの、トリコ。」の予告編がYouTubeにて解禁。主題歌「トリコ」をNissy(西島隆弘)が作詞・作曲し歌っていることがわかった。
公開されたのは、吉沢がナレーションを務める予告編。主人公・頼が、雫がモデルを務める看板を見上げるシーンから映像はスタート。
雫との水族館デートで頼がずぶ濡れになるシーンなどを収録。あるアクシデントにより帰ってしまった昴の代わりに、頼が雫の相手役を務めランジェリーの広告撮影に参加するセクシーな場面も切り取られた。
◆『single mom 優しい家族。 a sweet family』(10月6日公開)
「マツモトキヨシ」の創業者・松本清氏の孫で、政治活動を休止後に劇団「マツモトカズミ」を率いる松本和巳の監督デビュー作。
一人娘のエミリーを育てるシングルマザー・愛実が、発達障がいを抱えるミニカー職人・鉄二との出会いや、シングルマザー支援協会の助けを得て、悩みながらも自立の道を歩む姿を描く。
元夫に暴力を振るわれていたシングルマザー空愛実を内山、孤独なミニカー職人の大西鉄二を木村が演じ、長谷川葉音、西川可奈子、阿部祐二、石野真子らがキャストに名を連ねる。
内山理名、木村祐一
特報には愛実が精神安定剤を服用するさまを収録。
「父親なんかいらないでしょ!」という愛実の悲痛な叫びも収められた。
「子を想う孤独なシングルマザーのプレッシャー、親を想う子の葛藤、人と関わることを拒否してきた職人の人間模様が絡み合い、やがて希望に繋がる」という本作のテーマが感じられる場面を切り取った。
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