猛暑が続く日本列島
岐阜県岐阜市と揖斐郡揖斐川町で39度超えに。今季1番の危険な暑さです。その他の各地も、所々で今季1番の暑さとなっています。
先日の大雨で大きな被害を受けたエリアでも、この先も厳しい暑さが続きます。復旧作業はたいへんな重労働で、いつも以上に熱中症に警戒が必要です。
猛暑が続いておりますが、ここで炎天下にさらされて無残な姿になったカラーコーンをご覧ください pic.twitter.com/mPMuvRhte0
体内の水分、塩分、電解質(ナトリウム)のバランスが崩れ、体温調整機能が損なわれ、体内に熱がこもるために起こる体調不良
近年の熱中症による死亡数は、毎年1000人近くにのぼる。記録的な猛暑で熱中症による死亡者が最も多かった2010年は1731人が死亡。
厳しい暑さは15日以降も続くため、気象庁が注意を呼び掛けている。関東甲信や近畿では光化学スモッグへの警戒も必要になる。
光化学スモッグが発生すると、視界が悪くなるほか、眼やのど、皮膚などにヒリヒリと刺激を感じるおそれがある。
水分補給を忘れないで
屋外では水分だけでなく、スポーツドリンクなどで塩分の補給も必要になってきます。
一度に大量の水を補給すると、体内の塩分が薄まり、バランスが崩れるので、避けよう。
熱中症の前兆をチェックしておくことで、事前に防ぐことができる
ウェザーニュースが過去に調べた、気温と熱中症搬送者数の情報では、最高気温が高ければ高いほど、熱中症搬送者数は増加する傾向
一般的な体温を超える37℃以上まで気温が上がると、熱中症の危険性はより高くなり、命にも及ぶと考えられます
「のどが渇く」のは「体内の水分が不足している」というサイン。
口の中がネバネバしたような感じを覚えるときも脱水のサインととらえられます。
スポーツドリンクなどの塩分や糖分をバランスよく含む飲み物は水分の吸収がスムーズにできて、汗で失われた塩分の補給にもつながります。
尿の色が薄めで正常、あっ!黄色いな!と思ったら、ノドが乾いてなくても強制飲水する必要があるようです。
普段よりもトイレに行く回数が減り、尿の色も濃いときは脱水予備軍になっている可能性がある
青山学院大学陸上部の原晋監督「選手たちには、尿や汗の色に気を付けるよう言っています。お子さんが外から帰ってきて、シャツなどが黄色くなっていた時は、脱水症状に注意する必要があります」
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