●日大応援リーダー部(チアリーディング)に浮上したパワハラ問題
日本大応援リーダー部(競技チアリーディング)の女性監督が女子部員にパワハラをしたと、
●女子部員はこの日、パワハラを受けたとする声明を代理人を通じ公表
女子部員はこの日、女性監督から暴言などのパワハラを受けたとする声明を、代理人弁護士を通じて報道機関に公表。
自殺を考えるほど精神的に追い詰められ、学内の保健体育審議会に対応を求めたが、解決につながらなかったとしている。
『娘は日大の応援リーダー部に所属しています。監督と一部の部員による言動がもとで練習に行くことができなくなりました』
・主なパワハラ内容とは?
監督は今年2月ごろ、この女子部員に対し「ただのばかかと思っていたがずる賢いばかは嫌いだ」
全部員の前で被害者の女子部員を名指しし「大雪の日に事務員に頼んで練習をなくそうとした」と事実ではないことで叱責したという。
この前後にも、部員が強豪である出身高校のジャージーをはいていたことを見とがめ「学校の恥。今すぐ脱げ」と怒ったほか、
けがからの復帰が遅れているのをうそだと疑い大会に出場させようとした。
・部員は審議会や学部に助けを求めたが、対応を打ち切られたと訴えている
女子部員は当時、負傷のため受けた手術の術後経過が悪く、リハビリを続けたいと希望していた。
その後女子部員側は人権救済機関に相談し、事態が発覚。人権救済機関は調査をした結、果監督の言動はパワハラに当たると認定したという。
部員は、審議会や学部に助けを求めたが「日本大としてできることはもうない」と対応を打ち切られたと訴えている。
・部員は精神的に追い詰められ、適応障害と診断されていると模様
部員は精神的に追い詰められて適応障害と診断されているという。
他の部員からも責められて自殺を考えるほど追い詰められ、大学に通えなくなった。
運動部を統括し、アメリカンフットボール部の内田正人前監督が事務局長だった保健体育審議会(保体審)に解決を求めたが対応しなかったという。
●ネットでは、このニュースに様々な声が上がっている