アフガン東部で自爆テロが発生…現場は国内で最も『不安定』な地域だった

アフガニスタン東部ナンガルハル州で１１日、

自爆テロがあり、州政府によると少なくとも３２人が死亡、１２８人以上が負傷した。

また、ＡＦＰ通信によると、州都ジャララバードでも二つの学校の近くでそれぞれ爆発が起き、子供１人が死亡した。

当時はおよそ500人が隣国パキスタンとの国境に通じる幹線道路を占拠していたということです。

反政府勢力タリバンは声明を出し、事件への関与を否定した。

犯行声明は出ていないが、同州は過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）の活動拠点となっている。

大勢の人が集まるいわゆる「ソフトターゲット」を狙ったテロが相次いでおり、

アフガン国内で最も不安定な地域の一つになっている。

また、全国的にも教育機関を標的にしたＩＳのテロが相次いでいる。

現場には地元警察への抗議活動のため多くの人が集まっていた。

アフガンでは１０月に下院選が予定されているが、治安の悪化により、計画通り選挙が実施できるか懸念が高まっている。