★『ジェノサイド』 高野和明
創薬化学を専攻する大学院生・研人のもとに死んだ父からのメールが届く。傭兵・イエーガーは不治の病を患う息子のために、コンゴ潜入の任務を引き受ける。
ジェノサイド読み終わっちゃったよ。衝撃的な展開に次ぐ衝撃的な展開でドキドキしっぱなしでした。生物学、薬学はたまたアメリカ政治、アフリカを巻き込んだ壮大なSFで、さらに個人的に大好きなハッキング行為が大活躍しちゃったりもしてツボです。読書の秋にオススメです。
ジェノサイド読了!
ハリウッド映画みたいなエンターテインメント超大作だった。時間忘れてブワッで読めた。
★『満願』 米澤穂信
今更ながら読んだ。独特な文章とハッとさせらるストーリー構成。米澤穂信、ハマりまくりそうな予感がする2018年読書の秋。
米澤穂信 『満願』 | 新潮社 shinchosha.co.jp/sp/book/128784/
米澤穂信「満願」読了。面白かった~。6編の短編がどれも高水準。6編ともそれぞれ語り口が違うのに面白い。個人的には特に「夜警」「関守」「満願」がめちゃ面白かった。誰が読んでも面白い至極のミステリ短編集です #感想部
休職中の刑事、本間俊介は遠縁に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して――なぜ彰子は自分の存在を消さねばならなかったのか?
火車 / 宮部みゆき #読了
物語の展開の面白さもさることながら、表現の一つ一つが美しく、まるで鋭く尖った刃物のように私の胸をついてくるような感覚に襲われながら、この本を読んだ。
皆がどう思ったかはわからないが、新城喬子は与えられた一度きりの人生を懸命に生きる、強い女だと私は思った。
宮部みゆき『火車』読了。90年代初頭のカード破産、多重債務を題材にしたミステリ。今でこそグレー金利がなくなったり借入額が収入の1/3に規制されたりしてるけど、何もなく放っておかれてた時代の悲劇という感じ。個人情報の問題も取り上げていたりと、当時の問題点を鋭く抉ってる。
★『十角館の殺人』 綾辻行人
読書の秋でつね。推理小説大好き人間から、オススメをひとつ。
「十角館の殺人」綾辻行人
密室で人がバタバタ死んでいく系王道ミステリー好きな人に。トリック知ったらやばばばばば