■救急医療
救急医療(きゅうきゅういりょう、英語:Emergency medicine)とは、人間を突然に襲う外傷や感染症などの疾病、すなわち「急性病態」を扱う医療
救急医療は医師が直接行う救急診療だけをさすものではなく,救急患者に対する広い範囲の医療サービスと理解される
救急指定病院を中心とした救急医療では、近年、受け入れ困難なケースが増加するなど様々な問題も指摘されています。
■救急患者の受け入れ先がなく患者が死亡するというケースや、医師の疲弊に繋がっているという問題がある
今、医療現場での医師の過重労働が問題となっています。週60時間以上勤務する医師の割合は、常勤医師の39%に達しています
高度医療を担う全国八十五の特定機能病院のうち、七割超の六十四病院で労働基準法違反があったとして労働基準監督署が是正勧告
■その原因の一つとなっているのが「緊急医療患者の増加」
日本の救急車の出動件数が増え続けている。総務省消防庁によると、2017年の救急出動件数は前年比2%増の634万2096件と8年連続で過去最多を更新
年代別に見ると「75歳以上」が37.6%、次いで「60~74歳」18.6%でうち65歳~74歳が14.2%。65歳以上の高齢者が51.8%
東京都の数字です。
疾病分類別に見ると▼消化器系9.9%▼呼吸器系9.1%▼心疾患等8.6%▼脳疾患7.7%—などが多い
■問題となっているのが「軽症者」が多いということ
救急搬送される人員は高齢者で伸びが大きく、中でも軽症者・中等症者の伸びが大きくなっています。
「年齢区分別×傷病程度別」では、いずれの年齢区分でも「中等症」と「軽症」で9割程度を占めています
神戸市消防局の救急出動は年々、増加している。2017年は前年比2・7%増の8万3081件。搬送者のうち、入院の必要がない軽症者は57・9%を占めた
神戸市での数字です。
最近、「コンビニ受診」とか「過剰受診」という言葉を新聞やニュースでよく目にする。
コンビニ受診(コンビニじゅしん)とは、一般的に外来診療をしていない休日や夜間の時間帯における、本来は救急外来を受診する緊急性のない軽症患者の行動のこと。
働き方改革の対策のひとつとして、患者の個人的理由による安易な休日夜間の受診(コンビニ受診)を減らすため、国民への啓蒙活動が必要である
救急車の台数も医師も看護師も救急隊員さんも人数が限られてるし本当に緊急性の高い患者さんのためにもコンビニ受診はほんと勘弁してほしい。
台風前って特に多い気がする….。
海外の医療事情見て「可哀想、日本だったら…」と言う人が多過ぎて、その日本の医療を支えている人達の過酷さや価値はわかってないんだろうなーって思う。
コンビニ受診やめよう。マジで。
コンビニ受診で何がやばいって現場がやばいのは確かなんだけど本当に診てあげるべき子までの診療が遅くなっちゃうんだよぉ。自宅安静で良さそうな症状かってのはそりゃ何度か経験しないとわかんないかもしんないけど。
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