・「祭り企画」でのやらせ疑惑が問題となっている日本テレビ系人気バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」
日本テレビ系人気バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」の祭り企画に関するでっち上げ問題
今年5月20日に放送した人気コーナー「祭り企画」の「ラオス橋祭り」が実際には存在しないという「週刊文春」(文藝春秋)のスクープが世間で問題視
問題となったのは、宮川大輔(46)が世界各国の祭りで行われる競技に挑戦する企画。そのうちラオスの「橋祭り」、タイの「カリフラワー祭り」が実在しないと「週刊文春」に指摘され、「ヤラせ」「でっち上げ」と批判された
・日本テレビは騒動を謝罪し企画は当面休止とする
日本テレビの大久保社長は11月15日、都内で行われた会長を務める日本民間放送連盟の定例会見に出席した際、「イッテQ」に関する質問を受け、「みなさんにおわびを申し上げます。放送責任は全て日本テレビが負う」と謝罪
当初、ヤラセを否定し強気の態度を見せた日テレだったが、のちに同社の大久保好男社長が「皆さんにお詫びを申し上げます。放送責任はすべて日本テレビが負う」と謝罪。「祭り企画」は当面休止となった
11月15日には同社社長が正式に謝罪をした上、騒動を受けての同企画当面休止を決定。18日の謝罪後初放送では、番組冒頭の1分15秒にわたって謝罪する文とナレーションが流れた
・が、その波紋はまだまだいろいろと広がっている
▼企画を担当していた宮川大輔さんが謝罪
宮川大輔『イッテQ』騒動に涙目で謝罪
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「スタッフと一丸となって、また皆に笑ってもらえる番組を作りたい。反省するところは反省して頑張る」と涙目に。「僕は信じています」と番組愛をにじませ、「降板は?」の質問には「頑張ります」と答えた。
#宮川大輔 #イッテQ pic.twitter.com/D5weVDZu7t
去り際に報道陣の直撃を受け「お騒がせして申し訳ありません」と謝罪し「スタッフと一丸となって、またみんなに笑ってもらえる番組を作りたい。反省するところは反省して頑張る」。こみ上げる思いを抑えながら“涙目”になった宮川
「僕は元気ですし、笑っていただける番組にしていけるよう、反省するところは反省して、頑張っていきます」とコメント。同企画の当面放送休止が決定したことについては「ちゃんと聞いていないですけど…」と神妙な面持ちをしつつ「僕は信じているので」と、再び頭を下げたという
『イッテQ!』の騒動以降、別の番組についても『あの演出はやらせじゃないのか』といった視聴者からの問い合わせの電話が連日のように局にかかってきている
『天才!志村どうぶつ園』や『ザ!鉄腕!DASH!!』にも“疑惑”が向けられるなど、視聴者の目はかなり厳しい
日テレの過去のバラエティ番組の過剰演出も取りざたされている。特に『イッテQ!』には、『進め! 電波少年』『ウッチャンナンチャンのウリナリ』といった90年代の人気バラエティ番組のスタッフの参加も見られるため、同じ悪癖を持つ番組ではないかといわれている
イッテQやらせとか言われてるしまぁまぁ、どーでもいいけど、今日やってた志村どうぶつ園の、動物と話せる人の話の方がよっぽどきな臭かったよ❤️
▼BPOが報告書の提出を求める
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は9日、日本テレビの人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」でやらせの疑いがあると週刊文春が報じた問題で、同局に報告書の提出を求めること決めた
BPO(放送倫理・番組向上機構)は、NHKと日本民間放送連盟(民放連)が設置した自律的な放送倫理遵守機関だ。3つある委員会のうち、いわゆるヤラセや捏造などの問題を主に扱う、放送倫理検証委員会が日本テレビに対して報告を求めることを決定したという
「橋祭り」については、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が、同局に対し報告書の提出を求めており、今後の対応が待たれる