・オレオレ詐欺撲滅の芸能人によるプロジェクトが発足した
【オレオレ詐欺予防プロジェクトチームに対する委嘱式】
本日、山本国家公安委員会委員長から、杉良太郎さんや松本利夫さんなど、「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)のメンバーに、オレオレ詐欺の予防のための広報活動が委嘱されました。 pic.twitter.com/I51XHNyyDG
コロッケ(58)、伍代夏子(56)、川栄李奈(23)らが賛同し参加。
山本順三国家公安委員長から“特別防犯対策監”の委嘱状を授与された
・実はまだまだ後を絶たないオレオレ詐欺被害
今年1月から先月までに東京都内で発生した特殊詐欺の被害額が2013年の68億9954万円を2億円近く上回り、70億8069万円と過去最悪を記録
・手口も巧妙、複雑化している
「オレオレ詐欺への注意喚起を利用した詐欺」は最近、増加傾向にある
例えば「ガッコム安全ナビ」によると26日、宮城県の名取市の複数の家に、警察官を装う者から、「振り込め詐欺の名簿に名前が載っている」「あなたの通帳、盗まれていませんか」などとかかってきたという。
場合によっては「危険なので今のうちに口座から全額おろしてきてください。キャッシュカードを預かります」などと言ってくるケースもあったそうで、手口の複雑化が進んでいると言える。
・ある事件では高齢者の警戒心を解いたこんなケースも
「果物を送った」と近親者を装って電話し、高齢者から現金をだまし取ろうとする新たな手口の詐欺電話
女性(71)が電話に出ると、長男を名乗る男が「家に桃を送るからね。明日、農園から電話があるから」と語り、翌日実際に農園を名乗る電話があり、「送り先を確認させてください」と住所を尋ねられたという。
それから約30分後、再び長男役から「会社の金を使い込んだ」と電話があり、女性はなぜか自宅近くに現れた、息子の同僚を名乗る男に現金100万円を渡してしまった
フルーツの話でワンクッション置いて高齢者の警戒心をとき、また同時に住所を聞き出すことで、スムーズな金銭の受け渡しにつなげるのがこの手口の狙いとみられる。
▼注意を喚起する地方自治体
オレオレ詐欺の電話に注意!12月3日22時頃、市内の高齢者宅に息子を名乗る男から「携帯が壊れた」などと電話があり、翌12月4日11時頃、「会社の女性を妊娠させた」などと電話でお金を要求されました。親族を名乗り、お金を要求する電話があった場合は、家族や警察に相談を。中央警察署情報
オレオレ詐欺は電話で始まるので、電話対策をとると効果的!在宅中でも留守番電話に設定して、相手が誰かわかった時だけ応答/折り返し電話をしてはどうでしょうか。こんな応答メッセージはいかが?「サギの電話が多いので、在宅中でも留守番電話にしています。発信音の後にお名前とご用件をどうぞ」
・オレオレ詐欺撲滅へ芸能人の働きに期待
杉は、「家族の絆を強めることによって、大半の犯罪は防げるんじゃないか。または、僕たちが防犯警察をしっかりとしたものにしていくということは、今後非常に役立つのではないかと思っています」とコメント
松本は「家族で共通点を持つことが大事。ライブや劇場で共通の楽しみを持ってもらって予防につなげていきたい」と話した。
1
2