「その仕事意味あるんですか?」と話す、若手社員の考え方とは

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■仕事にいちいち意味を求める若手社員

若手が会社の電話に出ない、指示に対して「何の意味があるんですか?」と聞き返してくる

最近の新人は、口を開けば、”なんでですか?”。少し仕事を振ると、”これは、なぜやるんですか?”。

今の若者は「何の意味があるのか」と合理性を問い、合理性がないことをしない。

■これに比べて中堅以上の社員は

先輩のやり方を「見て」学ぶしかなかった。スパルタなやり方は「マウンティングに過ぎない」と今では思うが、おかげで「いちいち反発しても平行線だからと、ぐっとこらえて身を処す術は身についたかもしれません」。

権力関係が強固であればあるほど、様々な自分の思いを口にだすことははばかられる。否、反面、権力関係が強固であるということは、「内部」にいれば「守ってくれる」

以前は権力関係、上下関係が強かったということもあるようです。

「数学は暗記物、お前らが考えるなんて10年早い」と教員に怒鳴られた。暗記で引き出しを増やさなければ思考しても意味がないという考え方を叩き込まれた。

■このギャップにより両者に溝が生まれる

先輩社員からすると、「やってみて初めて気づくことが多いのだから、まずやってみよ」と言うのだが、想定外の事態に陥るのを嫌う傾向がゆとり前世代と比べて強いという特徴も

管理職世代は、とにかくいまよりもよくしたいという思いで生きてきましたが、若者たちは現在の豊かさを維持して、仲間と分け合いたいという考え方

「昭和世代」と「平成世代」とでは、価値観や考え方が大きく異なっています。そのため上司や管理職である昭和世代の人が、平成生まれの若者と昔の感覚で接すると、お互いに大きなギャップを感じる

■若者の「仕事に意味を求める」という行為は当たり前みたい

黙って上の言うことに従って耐えていれば、右肩上がりに給料の上がる時代ではない

自分が置かれている社会的立場によって、自分が置かれている心理状態によって、問いが生まれるか、生まれないかは容易に変わってきます。

意味を問うのは成長する上で欠かせない要素といえます。

仕事の意味や目的を意識していないと、仕事に弊害をもたらす場合があります。まず仕事の意味や目的を意識していないと、やる気や責任感が出にくくなります。

■このように向上心を持って「意味を探す」ことは悪くない

ゴールを明確にすることで決断力を磨きあげましょう。方向性が定まらないと、決断力とは衰えてしまいます。追い求めるものがクリアであればあるほど、決断も瞬時に下せるようになる

仕事ができる人は、仕事の意味や目的を意識しています。もし仕事の意味や目的が分からなければ、上司や先輩に質問します。意味や目的に興味関心があり、気になって仕方ありません。

「かなりの人が、自分の仕事には社会的有用性や価値がないとひそかに確信しつつ働いているという事実」

向上心な会社への貢献心がなくなると分かっていても「意味を探す」ということをしなくなります。

■一方で、自分の考え方に固執するのはよくない

振り返ってみれば、「あれが基礎基本だったのね」ということで、「基礎基本の本質的な意味とありがたさ」がわかる。

社会人の基礎は疑問を持たず取りあえず覚えるということが大事になります。

企業人の初心者が逐一合理性の有無を問うても無駄。合理性を問う前に、先行世代のマナーやルールを自動機械のように振る舞えるくらい身につけたほうがいい。

いちいち部下に意味を理解させながら指導するのは面倒なことだが、意味が腑に落ちないとあからさまに意欲が低下したり、最悪の場合、退職してしまうこともあるのは困りもの

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