満足度100%『ギルティ』も!2月公開のおすすめ「サスペンス映画」

この記事は私がまとめました

aku1215さん

◆『赤い雪 Red Snow』(2月1日公開)

永瀬正敏と菜葉菜のダブル主演で、人の記憶の曖昧さを浮き彫りにしたサスペンス。

失踪した少年と一緒にいた兄・白川一希と、完全黙秘で無罪となった事件の容疑者・江藤早奈江の1人娘・早百合。事件から30年後に記者の木立省吾が一希と早百合を引き合わせたことをきっかけに、被害者の兄と容疑者の娘という共に心に傷を持つ男と女が交錯していく。

白川一希役を永瀬、江藤小百合役を菜葉菜、事件記者の木立役を井浦新、江藤早奈江役を夏川結衣、早奈江の内縁の夫・宅間隆役を佐藤浩市がそれぞれ演じる。

『赤い雪 Red Snow』試写。真実は記憶の中に存在するもので、記憶が曖昧になればなるほど、真実は雪解けのように消えてしまう。マンション前を赤く染めた雪道、赤い漆が血を連想させ、トラウマを象徴。ホラーと言っていいほど全編暗くて恐ろしいが、壮絶な感情のぶつかり合いに引き込まれた。

「赤い雪 Red Snow」の試写を拝見。女優陣の圧巻の演技と映像の美しさがあいまって、背筋が凍った。これまでのじぶんの記憶は、もしかしたらじぶんが作り上げた妄想なのではなひか。儚さとの共存は、命ある限り逃れられぬ…

◆『ちいさな独裁者』(2月8日公開)

「RED レッド」や「ダイバージェント」シリーズなどハリウッドで活躍するロベルト・シュベンケ監督が母国ドイツでメガホンをとり、第2次世界大戦末期に起きた実話をもとに描いたサスペンスドラマ。

偶然ナチス将校の軍服を手に入れた脱走兵ヘロルトは、言葉巧みに道中で出会った兵士たちを服従させていく。やがて、その傲慢な振る舞いはエスカレートして……。

出演は「まともな男」のマックス・フーバッヒャー、「ヴィクトリア」のフレデリック・ラウ、「顔のないヒトラーたち」のアレクサンダー・フェーリング。

2/8公開『ちいさな独裁者』試写感想。脱走兵が偶然拾った軍服を着て大尉に成りすまし兵士たちを騙して服従させていくという内容。かなりエグいこともやらかすサスペンスながらほぼほぼブラックコメディの要素も。「人間の器も」ちいさな独裁者だ。監督が『RED レッド』の人ということも驚き。好き。 pic.twitter.com/Aul76n46w0

試写見た。大戦末期、偶然発見した軍服で大尉に成りすましたドイツ兵が独裁者になっていくという実話!をもとにした映画。人間って堕ちようと思えばどこまでも堕ちていくことが可能なんだな…という何とも恐ろしい気持ちに。権力欲と盲従と残虐。/「ちいさな独裁者」予告編 bit.ly/2rmkxTy pic.twitter.com/Tztdc6QFie

ギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、18世紀イングランドの王室を舞台に描いた歴史サスペンス。

18世紀初頭、フランスと戦争中のイングランドで虚弱な女王アンを幼馴染のレディ・サラが操っていた。そこにサラの従妹で没落したアビゲイルが召使いとして参内し、サラと女王を惹きつける。

ドラマ「ナイト・マネジャー」などのオリヴィア・コールマンが主演を務める。共演は『ナイロビの蜂』などのレイチェル・ワイズ、『ラ・ラ・ランド』などのエマ・ストーン、『X-MEN』シリーズなどのニコラス・ホルトら。

試写「女王陛下のお気に入り」すごく良い。媒体資料に「実話が元」とありゾクゾクした。アン女王をめぐる2人の女(この3人の演技も愛憎、駆引き、野望がきらびやかな宮廷内で蠢く。『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督作で同作に出演のオリヴィア・コールマンはじめ、女優陣の演技はみな圧巻。 pic.twitter.com/s28w9ppL9z

『女王陛下のお気に入り』試写。予想を超えた内容だった。オリヴィア・コールマンとレイチェル・ワイズ(レイチェルの方が年上!)という貫禄たっぷりの英国女優に全く負けていないエマ・ストーン。3人とも圧巻。完全なる女性主体の映画で、男性たちが添え物という感じも良い。

◆『THE GUILTY ギルティ』(2月22日公開)

元警察官が電話からの声と音だけを頼りに誘拐事件の解決に挑むデンマーク発サスペンス。

1
2

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする