いま感染症が猛威をふるっている
去年12月31日~今年1月6日までの一週間で、推計およそ58万6000人の患者が医療機関で受診し、去年の秋口からの累計受診患者数はおよそ165万人という結果。
この数字の恐ろしいところは、実は12月31日からの一週間というのは本来、そんなに患者が増える時期ではないということなんです。
年末年始の時期あたりから本格的な流行となり現在も患者数が爆発的に増え続けています。
朝から体調が悪いときは、会社を休むべき・・・?
第一三共ヘルスケアが2016年に行った調査によると、そもそも「風邪をひいたら仕事を休むべき」と答えた人は38.8%に留まっている。
残念ながら、6割以上の人が「風邪で仕事を休むことはできない」と考えているようだ。この調査は30~40代の男性を対象にしているため、管理職で休めないという人も多いのかもしれない。
アサヒグループホールディングスの調査では、39度以上にならないと体が辛いと感じない、仕事を休まないという強者も5%いたという。
では実際・・・
ライオンが2011年に成人男女1000人を対象にした調査では、「会社の同僚や上司、部下が何℃以上の熱があったら会社を休んでも仕方がないと思うか」と聞いたところ、48.8%が「37.6~38.0度」と回答したという。
38度未満なら休まないという人は全体の71.6%にも上った。
事実・・・
「平熱が35度台なので、37度でもつらいが、一応まわりの目を気にして38度まではがんばる」(31歳/その他/事務系専門職)
「37度台なら平熱が高い人だといるが、38度は絶対に病気だから」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
37度台では周囲から見た場合、発熱として認めてもらえないのでは?といった気持ちも含まれているようです。
ただ本音を聞いてみると・・・
一方、「何度の熱が出たら仕事を休みたいか」の希望については、多くの方が「37度」と答えています。
「普段通りの仕事ができなくなる熱のライン」についての回答でも37.0~37.4度と答えた人が一番多い結果となりました。
「発熱」とは、臨床的には37.5度以上をさすそうだ。一方平熱にはかなりの個人差があり、低い人にとっては37度でも辛く感じるもの。
中には無理をして根性で出社する人も多いですが・・・
しかし周囲の人にうつしてしまったり、逆に体調不良が長引いてしまえば元も子もない。
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