◎『青い花』 志村貴子
「もし私の好きな人が女の子だったらどうする?」鎌倉のお嬢様学校&進学女子高を舞台に紡がれる、胸キュン”ガール・ミーツ・ガール”。
『青い花(5)』読んだ。お嬢様学校が舞台の恋愛物語。志村先生すごい。セクシャルマイノリティが主題の作品描いてる中で、あーちゃんのリアクションや、p135の「そっち」って表現を展開の中でズバッと切り込んでくるあたりがすごい。あと、モノローグでの強い思考の表現も抜群に適確。すんごい。
◎『少年は荒野をめざす』 吉野朔美
全6巻
夢見がちな文学少女・狩野都は幼い頃、病弱だった兄の代わりをするかのように、自分のことを男の子だと思って過ごしていた。
吉野朔実さんの『少年は荒野をめざす』ながらく私のNo. 1漫画だった作品。彼女の世界は文学的で溜息が出るほどステキなのだが、どうも男性には理解出来ないようだ。
冒頭の「ーー私には少年時代があった。」
理想の書き出し。 pic.twitter.com/4IHNYV08Ro
「少年は荒野をめざす」すごくいいから読んで…文学作品みたいな趣があるマンガで画面も繊細で美しい
◎『黄色い本 ジャック・チボーという名の友人』 高野文子
名作「チボー家の人々」を題材に採った表題作のほか、3編を収録。バラエティー豊かに人生の真実と上澄みをすくい取る、たぐいまれなる作品集。
[MM読了] 黄色い本 (アフタヌーンKCデラックス (1488)) bit.ly/ybjDg1 ★★★★★ 高野文子初読。なるほど、「説明し過ぎない」ところが西村ツチカ、朝倉世界一、市川春子なんかの源流っぽい。表題作、文学好きにはたまらないしっとり感。
高野文子『黄色い本』
田舎の女子校生が図書室で借りた『チボー家の人々』(ロジェ・マルタン・デュ・ガール)を読み耽るうちに小説の世界と日常が混沌してしまう・・・
本好きな人なら共感できる文学的マンガです
#漫画
#本好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/sxfMl1a4zd
高野文子の「黄色い本 ジャック・チボーという名の友人」を読み返す。私は本を読んではなにかっちゃー泣くんだが、こんなにも丁寧で濃密な書物との付き合い方をみるとやっぱり泣く。
◎『ハッピーシュガーライフ』 鍵空とみやき
既刊8巻
松坂さとうには、好きな人がいます。一緒に暮らして愛を語り合うと、とても甘い気持ちになるのです。きっとこれが「愛」なのね。彼女はそう思いました。
ハッピーシュガーライフ。こんなに震えるマンガ読んだの久しぶりだな… 俺の糞みたいな脳ミソだと文学的で芸術的で漫画としての読ませ方書き方がほんとにすごくて…
って感動してしまった
ハッピーシュガーライフ。登場人物の8割が頭のおかしい人という狂気社会。でも内容は、常に「愛とは」という問い掛けでブレず胸に刺さる。これ、普通以上の文学作品になりえたのでは。#ハッピーシュガーライフ #アニメ好きな人と繋がりたい
文学ちっくなサブタイ、ああハッピーシュガーライフだって感じがして好き(ハッピーシュガーライフは文学)