Jから世界的名門へ…今冬の「移籍市場」が活発すぎ！

川崎は15日、仙台に期限付き移籍していたU－22日本代表DF板倉滉（21）がマンチェスター・Cへ完全移籍すると発表した。

川崎の下部組織出身で、2015年にトップチームへ昇格。

昨季は、出場機会を求めて仙台に期限付き移籍し、主力として3バックの一角を担ってリーグ戦24試合に出場。

各年代別代表にも名を連ね、17年のU-20W杯、昨年のAFC U-23選手権、アジア競技大会にも出場。

186㎝の高さに加え、対人の強さと足元の技術も併せ持つ板倉は、約1年半後に控える東京五輪での活躍が期待されている。

世界中の有望な若手を獲得する強化プランを打ち出しているシティは、1年以上前から試合をチェックするなど徹底マーク。

板倉の実力と将来性を高く評価しており、移籍金は100万ポンド（約1億4000万円）、複数年契約とのこと。

なお、労働許可証の問題や出場機会の確保のため、2020年夏までオランダのフローニンゲンへレンタル移籍する。

過去、Jクラブから直接欧州のビッグクラブに移籍した例はMF稲本潤一（ガンバ大阪→アーセナル）だけ。

板倉は「フロンターレでの出会い、経験は僕の宝物。さらに成長して、またいつの日か等々力でプレイ出来れば幸せです！」

「初の海外移籍。厳しい環境に身を置いて、がむしゃらに突き進んで行きたい」と意気込みを語っている。