観測史上最も暑い…南半球オーストラリアを熱波が襲いまくってた

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■2018年の日本は暑かった

千葉市消防局は8日、2018年の救急出動件数が前年比4・3%増の5万8370件となり、4年連続で過去最多を更新したと発表

猛暑が続く日本で23日、最高気温が摂氏41.1度という観測史上最高気温が記録され、気象庁は新たに健康管理に十分注意するよう勧告

7月23日のニュースです。

■そんな暑かった夏ですが、現在夏季のオーストラリアを熱波が襲っている

南半球オーストラリアでは、80年ぶりともいわれる記録的な暑さが猛威を振るっています。

夏季の最中にあるオーストラリアの気象局は27日、同国南東部の大半の地域が平年のこの時期と比べ最大で14度も高い過酷な熱波に襲われたと報告

15日(火)、地球上で最も暑い上位94地点をオーストラリアが独占しました(※)。1位は南オーストラリア州のタークーラで、日中の気温は49.1℃

■とにかく暑い…記録的な暑さらしい

気象庁の16日のツイートによると、過去4日間の気温は、同国の観測史上で10番目以内に入る暑さを記録した

北西部の町マーブルバーでは22日連続で気温が40度を上回り、一時はほぼ50度に達した。

最高気温が45度を超える地点が続出している。15日には世界の最高気温ランキング上位15地点全てをオーストラリアが占めた

■最も高い最低気温を記録した

暑さは日中だけではなく夜間も続き、ニューサウスウェールズ州ヌーナでは、17日(木)の最低気温が35.9℃となりました。

国内で最も高い最低気温の記録を更新したと発表した。豪メディアによると、従来の記録は1982年と2003年に記録した35.5度だった。

17日夜は「雲に覆われたことで昼間の熱がこもり、気温が高止まりした」(同局)という。

■様々な悪影響が…

今年年初の熱波は野生生物にも大きな被害を与え、オオコウモリ数千羽が脱水症状で死んだ。

オオコウモリの死骸の数を数えたところ、気温が42℃を超えた11月26日と27日のたった2日間で23,000匹にも及んでいたとのことです。これはこの地域の全個体数の3分の1にも匹敵

野生生物にも被害が広がっている。南東部のマレーダーリング盆地では、100万匹を超す魚の死骸が打ち上げられた。

■農作物への影響も出始めている

南オーストラリア州では、モモやネクタリンなどの核果が内側から傷んで農家に被害が広がり、収穫が時間との戦いになっている。

豪州は世界第4位の小麦輸出国だが、今年の生産量は干ばつにより10年ぶりの水準に落ち込むと予想されている。

オーストラリアでは、猛暑で放牧地とダムが枯渇、ここ数カ月で殺処分された家畜は記録的水準に

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