清原果耶に上白石萌歌…映画主題歌も担当する『歌ウマ』女優たち

阿部演じる驚異の歌声を持つロックスター・シンと、吉岡演じる声が異様に小さく、何事にも逃げ腰なストリートミュージシャン・ふうかの交流を描いたコメディ作品。

あいみょんが、映画”音量を上げろタコ！なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ！！”で吉岡里帆演じるふうかが歌う主題歌「体の芯からまだ燃えているんだ」の作詞作曲を手掛けている

彼女は「映画のリハーサルに入る半年前からギターの稽古をつけて頂き、練習の途中段階で監督に見て貰ったら『これじゃ映画に出せない！』と言われ、ものすごい背筋が伸びた」と明かしている。

「人間の善と悪」をテーマに、家族の命が奪われ、自らの善悪に翻ろうされる者たちを描く本作。

実直で正義感が強かった父親の自殺を機に実家に帰った主人公・明石幸次（阿部）が、父の死の真相を探るうちに裏の顔があったことを知り、やがて自分も裏稼業に染まっていく姿を描く。

「3月のライオン」二部作やドラマ「透明なゆりかご」で注目を浴びる清原果耶、安藤政信、小西真奈美、「ヒメアノ～ル」の佐津川愛美、室井滋、田中哲司といった日本を代表する実力派俳優が顔をそろえた。

山田孝之がプロデューサーとして裏方に徹し、ロケ地の交渉やロケハン、オーディション審査、スポンサーとの交渉、脚本開発会議などに参加

中でも脚本開発は、主演にして企画者である阿部進之介と共に、実際に役を演じながら脚本を作るという俳優ならではの制作方法を採用。

さらに、約1か月の撮影期間中はほぼ毎日、現場に立ち会ったという。

清原果耶が劇中で演じる施設暮らしの少女・大野奈々名義で歌唱する“気まぐれ雲”。

今回公開された映像は、奈々に寄り添った構成になっており、秋田の雪景色を背景に、奈々がバスに揺られる場面や同作のシンボルである風車をスケッチするシーンなどが映し出されている。