いま猛威をふるっているインフル
インフルエンザはまさに流行シーズンに入ったと言えそうだ。
今月20日までの1週間で、国内のインフルエンザ患者数の推計が200万人を超えたと国立感染症研究所が25日発表した。
インフルによる死者も出ている
インフルエンザの感染拡大は警報レベルを超え、13日(2019年1月)には長野県で小学生の男児がインフルエンザ脳症で死亡した。
北信地方の男子児童がインフルエンザに感染し、その後死亡していたことが関係者への取材でわかりました。死亡したのは北信地方の小学校に通っていた4年生の男子児童
ことしに入って、県内でインフルエンザ脳症になった人は3人で、平成23年以来の高い水準となっています。
なかでも注意したいのが・・・
厚労省の研究班が2018年11月5日に公表した報告によると、昨シーズンはインフルエンザ患者の異常行動は、95件あった。
厚労省が2007年に行ったインフルエンザ1万人を対象とした調査で、うわごとなど軽い異常行動まで含めると、 インフルエンザと診断された子どもの6~7人に1人は異常行動を経験
主に発症するのは・・・
小児・未成年者において、インフルエンザ発症後にお薬の服用の有無にかかわらず、「異常行動」などの精神・神経症状が発現することが知られています。
年齢は10歳前後の子どもが中心で、多くのケースが発熱から2日以内に起きています。
発症する時期は・・・
この異常行動などの精神・神経症状については、インフルエンザによる発熱後数日以内(多くが2日以内)、また睡眠中に発現することがあるといわれています。
インフルエンザにかかり、自宅で療養する場合は、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類によらず、少なくとも発熱から2日間は、保護者等は転落等の事故に対する防止対策を講じて下さい。
主な症状として・・・
ゾウやライオンなどの動物やポケモンなどのアニメのキャラクターがやって くるなどの幻視、幻覚を中心とした意味不明の言葉をしゃべったりとか、理由もなくひどくおびえたりといった行動も
異常行動の内容は、突然走り出すのが最も多くなっていますが、興奮して窓を開けて飛び降りようとしたり、歩き回ったりすることもあるということです。