●愛媛県の松山刑務所大井造船作業場から受刑者が脱走した事件
愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から4月8日に逃走した受刑者(27)
4月8日18時頃に逃走したとみられ、その後、瀬戸内海を挟んだ広島県尾道市の向島で、靴と、乗り捨てたとみられる車が発見されている。
受刑者は15年6月に福岡刑務所から松山刑務所に移送。松山刑務所では模範的な受刑者と認定され、17年12月に大井造船作業場に収容された。
●脱走した刑務所は「塀のない刑務所」だった
この作業場は1961年、造船メーカーの「新来島どっく」の工場敷地内に受刑者の泊まり込み用施設を設置したのが始まり。
こういった体制は受刑者と刑務官との信頼関係の上で成り立ってきた面もありそうだが、今回の事案で、それが揺らぐことになりそうだ。
●広島県尾道市向島などではGWのイベントにも影響が及んでいた
大幅増員も脱走受刑者発見できず 広島・愛媛両県警、千人規模へ
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ただ、平尾受刑者が確保されていないことから例年よりも30人ほど警備員を増やして、不審者がいないかなどの確認にあたっています。
【経緯など捜査へ】脱走の平尾龍磨受刑者、身柄確保の瞬間
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広島市内の路上を1人で歩いているところを、広島県警の警察官から職務質問され、逃走の疑いで逮捕された。 pic.twitter.com/BixefYqUdX
●その後、本人と確認されたため、逃走の疑いで警察が逮捕した
脱走受刑者の男を広島市内で逮捕 単純逃走の容疑
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●逮捕現場はマツダスタジアムの近くだった
容疑者の逮捕現場はマツダスタジアムの西約400メートルの荒神町小学校横の路地だった
現場の路地は広島駅からマツダスタジアムの間にあり、時折、球場に向かうファンの姿もある。