『プログラミングは読み書きそろばん』…求められるIT人材育成

この記事は私がまとめました

・安倍首相が興味深い発言をし話題に

安倍首相は17日の未来投資会議(議長・首相)で、プログラミングなどに関する「情報科目」を国語や英語と並ぶ基礎的科目として大学入試に追加する方針を表明した。

安倍首相は会議のなかで、「人工知能(AI)、ビッグデータなどのIT技術、情報処理の素養は、もはやこれからの時代の読み書きそろばんではないでしょうか。」

「小学校から大学まであらゆる子どもたちに対する統計、情報教育の抜本強化。大学入試においても、国語、数学、英語のような基礎的な科目として、情報科目を追加。文系、理系を問わず理数の学習を促していく」と述べた。

これまでどちらかと言うとおまけ的なポジションにあった「情報」を今後は国語・数学・英語と並ぶ基礎科目としていく方針

・具体的には小・中・高に続き大学入学共通テストでもプログラミング科目を導入

プログラミング学習は、2020年度から小学校で必修化し、21年度には中学校、22年度には高等学校の教育に導入される予定

「大学入学共通テスト」の科目にプログラミングや統計などの情報科目の導入を検討するとのこと。

経済産業省の発表によると、2030年には最大で79万人ものIT人材不足が予想されており、IT人材の育成が急務になっている。

・確かに「第9回 教育 ITソリューション EXPO」では?

2018年5月16日~5月18日にかけて開催されている、学校向けIT専門展示会「第9回 教育ITソリューションEXPO(EDIX)」

家庭教育にも使える子供用プログラミング教材やプログラマブルなロボット玩具が国内外から集まりました。

学研グループや学研が他社を共同開発したプログラミング教材が、幼児向けから高校・工業高校向けまで幅広く展示されていました。

プログラミング教育関連ブースには、多くの教育関係者が適切な教材を求め、ブースの解説員の話を熱心に聞く様子が散見された。

・一方でこんな調査結果も

GMOメディアが2月、小学生の子どもを持つ保護者を対象に「プログラミング教育に関する調査」を共同で実施

調査結果によると、「ご自身のプログラミングについての知識」の調査では、「プログラミングの知識はある程度ある(43.9%)」が4割超にのぼり、「プログラミングができる(16.3%)」と合計すると、6割超(60.2%)の保護者が、プログラミングについて何らかの知識を持っているという結果が出た。

一方、約4割の保護者がプログラミングについてあまり知らないことが明らかになった。

2020年から開始される「小学校でのプログラミング教育必修化の認知度」では、「必修化されることを知っていた」は49.3%、「必修化されることを知らなかった」は50.7%と拮抗する結果だった。

・この教育分野をみんなはどう捉えているのか

日本の学生はまずパソコンを全く活用できていないのに、そこをすっ飛ばして「将来のためにプログラミング教育を」と声高に叫ばれる現状を見て、この国の教育の将来を危惧しながら、分厚い書類をカバンに押し込んでいる

これからはプログラミングも義務教育に組み込まれるようで、我々も人ごとではなくなる。
実際に二〇年ぐらい前にパソコンを使えず、そのまま使えないままでいて、結局、さえない老害になっていった方をみていたので。。
時代の流れは読んでいかないと。

プログラミングを学ばせると論理的思考ができるというのも正直疑わしくて、うまくプログラミングをするには必須ですが論理的思考が苦手な人はザルみたいなプログラム書くし、ほとんどのプログラミング初心者は論理的な抜け漏れのことなど気にせず「処理系に怒られない」ことが目標になって

なのでプログラミング==論理的思考、というのではなくて「プログラミングをネタに数学や論理を教える」カリキュラムをどれくらいうまく作れるかというのが大人の腕の見せどころ。

AI人材増やすための教育にプログラミングをもってくる時点で、流行りのAIが何をやってるのか絶対理解してない。プログラミングの能力どれだけ高くても作れるものじゃない。

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