▼邦画のセリフが聞こえないと感じた事はありませんか?
小さめな声でボソボソしゃべるシーンなどは、画面に耳を近づけないと聞こえません。
もちろん、演技としては合っているので文句はないんですが・・・。
いつもリモコン片手に音量あげたり下げたり、なんて言ってるかわからなくて何度も巻き戻したり・・・。
ひそひそ声を普通に聞こうとすると、音量を上げる必要がありますが、そうすると爆発音などはビックリするほどの音量となってしまいます。
邦画は何でこんなに音の差が激しいの。怒鳴り声とか効果音みたいなのはめっっちゃでかいのにセリフは小さいの。ボソボソ喋られると余計に聞こえん。どっちの音に合わせたら良いのかとても困る
映画が怖いのではなく、突然の大音量に驚くだけで、ホラー映画としては興ざめです。
うーんこの…邦画ホラー特有の「音声バランスが悪くてセリフがクッソ小さい」ってのがこうもモロに出るのかこの映画…
▼海外と日本の映画の音声録音方法の違いが関係してる
邦画は撮影現場で録音したセリフの音声をそのまま使っています。
よって、セリフと現場の音が同時に録音されてしまうため後で音の調整ができません。
1960年ぐらいまでの邦画ってほとんどアフレコだとばっかり思い込んでたけど、いろいろ聞くと、そうでなく日本映画の場合、大概は基本的に同時録音なんだとか。てーっきり誤解してますた。
@ryukotuza 邦画の場合は殆どが同時録音だけで周囲の物音も拾ってしまうから、その分どうしても音響がしょぼく感じますよね。それはさて置き、明晩は #チャンネルNECO で『呪怨』祭りですので、ツイッターお休みします。おやすみなさい(^^♪
ハリウッドものはADRといって、撮影現場でも台詞は録音するものの、改めて撮影したフィルムを見ながら、録音スタジオで台詞の取り直しをします。
このため純粋にセリフだけしか無い音声トラックを作ることが出来るので、ダビングのときに音楽や効果音などと比較しながら音量の設定が可能です。
理由はそれだけでなく・・・
▼映画館ではそんな現象は起きない
映画館で見る時はきちんと聞き取れるけれど、DVDやテレビ放送で見る時は会話が聞きづらい作品が多い。
一昔前の映画は、『ステレオ』や『2.1chサウンド』が主流でしたが、最近は『5.1chのデジタルサラウンド』に。
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