■夏になると増えてくる蚊
夏になると、いつの間にかどこからともなくプーーンと現れ、プクっとした腫れと、痒みを残し去っていく蚊。
蚊は夏になると必ず見かけるもので、あの羽音といい刺された痒さといい、、本当に厄介なものです。
特に蚊に狙われるタイプでなくても夏はどうしてもやられやすいですから、一度くらいは蚊に刺されないでシーズンを過ごしてみたいものです。
◆まず、蚊の幼虫は水がある場所で発生します
蚊の幼虫であるボウフラは、空き缶、ペットボトル、バケツ、側溝、古タイヤ、植木鉢の鉢受け等、少しの水があればそこで羽化してしまいます。
家の中や庭にやけに蚊が多いなぁ・・・。と思ったら、近くに蚊の発生場所となる『水たまり』がある可能性があります。
雨のあとの晴れた日に、蚊は産卵しやすくなるため、庭やベランダなどに蚊取り線香を炊いておくと、蚊が水場に近づけず産卵できなくなり、自然と個体数は減っていきます。
◆また、意外と知られていないのは『メス』だけが人間の血を吸うこと
蚊のすべてが人間の血を吸うというわけではありません。動物の血液を吸う蚊は実はメスだけなのです。
蚊はオス・メスを問わず、普段は花の蜜や果物の汁などを吸っています。ところが、夏場の産卵の時期になると、メスは卵を産むために、栄養が豊富なヒトや動物の血を狙います。
◆刺されやすい人はO型だという話を一度は聞いたことありませんか?
蚊は人の発する分泌物で人を識別し、中でも、O型の人の分泌物を最も好みます。次にB型、AB型、A型の順で刺されやすく、O型はA型の2倍刺されやすいといわれています。
では、なぜO型なのか。皮膚には血液型に由来する特定の物質が分泌している場合があり、これが蚊を誘引しているのではないかと、いう結論に達したようです。
ただ、「O型の血液型物質」「A型の血液型物質」を皮膚に塗ってO型の方が蚊が刺されやすいかなどの実験を試したところはっきりとした結果が出なかったという報告が出ています。
◆ここからは、重要な雑学を
この唾液は初めて体内に入った時は、体がアレルゲンとして判断しないので、何の反応もおきません。刺される回数が増えれば増えるほど、唾液を異物として認識するので、アレルギー反応がおきやすくなります。
◆また、黒い服を着ている人は要注意
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