『高嶺の花』も!インスタが注目されている「夏ドラマ」

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aku1215さん

◆春ドラマで一大ブームを巻き起こした『おっさんずラブ』

放送が終了した直後からSNSなどでは、いわゆる“おっさんずロス”に陥った熱狂的なファンも数多く見受けられた。

Yahoo!ニュースの意識調査「[18年春ドラマ]一番満足したのは?」で、田中圭主演の「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)が圧倒的な支持を集めて1位に輝いた。

◆人気の一因には裏アカ含めたSNS戦略があった

裏アカ「武蔵の部屋」から

同ドラマ公式インスタのフォロワー数は33万9,000人、公式“裏アカウント”黒澤部長のインスタにいたっては48万4,000人。話題のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」が36万3,000人なので、これは驚異的数字だ。

隠し撮りというある種の“ストーカー的”な投稿でありながら、ユーザーからは“部長がかわいすぎ”“つい部長に味方してしまう”などの声が。こうした投稿が結果としてドラマに登場するキャラの印象を良くし、SNSアカウント自体のヒットにつながっている。

裏アカ

隠し撮りなどの“秘密の投稿”をあえて公式でやるということは、SNSにおける裏アカの役割をパロディしているということでもあり、その分親近感もある。結果、部長やドラマへの好感度・親密度アップに貢献している。

◆今や番宣に欠かせないインスタ 人気のバロメーターにも

『逃げ恥』のSNSにアップされた「みくり飯」(新垣結衣演じるみくりが作る料理)も注目された

ドラマや映画の公式SNSが、番宣の告知や撮影裏話、オフショットなどを随時アップするのは、いまや通例となっている。

過去にもドラマの公式インスタはたびたび話題に上っており、ヒット作品とインスタの関係性は近年、より強固となっている。

『逃げるは恥だが役に立つ』『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』など

◆夏ドラマにも注目されているインスタが出てきている

▼『この世界の片隅に』(日曜夜9時、TBS)

こうの史代の同名漫画をドラマ化。太平洋戦争のさなか、広島・江波から呉に嫁いだヒロイン・すずが、嫁ぎ先の北條家で暮らす掛け替えのない日常を描く。

すずを演じるのはオーディションで約3000人から選ばれた松本穂香。すずの夫・周作を松坂桃李が演じる他、尾野真千子、田口トモロヲ、伊藤蘭らが出演する。

脚本をNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の岡田惠和、演出を「映画 ビリギャル」の土井裕泰ら、音楽を久石譲が担当する。

・フィルムカメラで撮った写真が写真集のようだと話題

「写真集みたい」「素敵」――。インスタグラムに投稿された写真の数々が、ネット上で話題を呼んでいる。 その写真は、ドラマ「この世界の片隅に」の番組公式インスタグラムで投稿されているものだ。

松本さん、松坂さんの2人を中心とするスナップ写真のように綺麗な写真で、写真家の濱田英明さんがフィルムカメラで撮影している。ドラマなどの公式インスタは、気軽なオフショット中心のことが多い中、一味違った見せ方だ。

同日の投稿には、「戦中にも関わらず、下を向くことなく懸命に生きた人たちの、強さややさしさを感じていただければうれしいです」と説明されており、ドラマの雰囲気を醸し出した写真となっている。

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