コミケにも波が…つくづく『高齢化』が進んでるなと感じるエンタメ界

1975年に最初のコミケットが開催され、本年で42周年を迎える。

現在のコミケは世間一般の例に漏れず“高齢化”の波が押し寄せているようだ。

東方Projectのブースを出展する40代の男女の2人組は、ともに20年以上コミケに参加。「晴海時代からずっと出展している」と、長い出展歴に自信を覗かせる。

だが、「仕事で同人活動の時間を作るのが大変」「家族からはこれ以上本を買うなと言われている」と、苦労も多いようだ。

すっかり夏の風物詩として定着した夏フェス。

フジロックが1997年、ロッキンジャパンは、2000年に初めて開催された。30代後半から40代の音楽ファンは、夏フェスの遍歴をリアルタイムで体感した世代といえる

音楽ファンにとってたまらないイベント。しかしそんな夏フェスも、参加者が高齢化しているとの指摘もある。

若者が夏フェスに足を運ばない理由には、金銭的な部分も大きい。国内外から名だたるラインナップをそろえているのだから、チケット代が高いのも無理はない。

ラジオ番組『アッパレやってまーす！』（MBS）

番組ではリスナーから寄せられた「芸人さんの高齢化問題について」のメールを紹介。メールは、20代で活躍するYouTuberがたくさんいる一方、芸能界で活躍する20代のお笑い芸人がほとんどいないことに関する内容になっていた。

メールに対して宮迫は「これは由々しき問題なんですよ」と語り始め、その原因の1つは「芸人が辞めないこと」にあると分析した。

「もちろん下から新しい芽が出てきたら頑張ってほしいねんけど、なかなか…」としつつ、それでも「突き抜けてくれるくらいムーブメントを起こせる才能が出てくれば」と熱いエールを送った

先日、TOKIOの長瀬智也が映画のイベントで、「白髪」があることをカミングアウトし、話題を呼んだ。

他にも、中居正広や嵐の松本潤はバラエティー番組やイベントで同様の発言。白髪染めや増毛のCMに起用された者もいる。

最年長のTOKIO以下、KAT-TUNまでのグループは全員が30歳以上であり、アラフォー世代も多い。

活躍する期間が長くなれば、タレントの年齢も上がることは必然であり、避けられない