春と言えば花見シーズンです
桜は日本の春に咲き誇る樹木で、日本人の心や生活に重要な意味を持つ春の風物詩です。
親しい会社仲間や友人と、 桜の下で美味しいものを食べながらどんちゃん騒ぎ、 お子さんがいればお弁当を持って遠出する人も多い。
そんな花見に無くてはならない桜にこんなニュースが!
紀伊半島南部に群生しているサクラが、国内の野生種として約100年ぶりの新種と判明。
RT @hanaoibito: #熊野 #紀和 西山集落の #新種 #クマノザクラ 。もう新聞に出るなど人気者 #sakura #桜 pic.twitter.com/aHPQqdxXsI
学名は、日本植物分類学会が発行する雑誌で6月に公開予定。
そもそも桜は数多く種類が存在する
日本中で植えられている桜の約8割は、皆さんが良く知っている染井吉野(ソメイヨシノ) と言われています。
今日では、メディアなどで「桜が開花した」というときの「桜」はソメイヨシノ(の中の、気象台が定めるなどした特定の株)を意味するなど、現代の観賞用のサクラの代表種。
しかしソメイヨシノは人工交配の桜だった
人工交配などによるソメイヨシノのような栽培品種のサクラは数多くあります。
そんな中、今回発見された『クマノザクラ』は野生種である
国内に分布する野生種は9種しか確認されておらず、1915(大正4)年のオオシマザクラ以来の新種。
このサクラを発見したのは、森林総研のサクラ保全チーム長、勝木俊雄(かつき・としお)さん。
勝木さんが平成28年に紀伊半島南部に調査に訪れた際に発見。以降、県林業試験場などと共同で古座川町や那智勝浦町で本格的に調査を行った。
「森林総合研究所多摩森林科学園」(東京都)のチーム長、勝木俊雄
まさか新種だったとは・・・
別に人里離れた山奥ではなく、人家の近くにも自生しており、人の目にも触れる状態だったとのこと。
住民は4月上旬に咲き始めるヤマザクラより早いため、「早咲きのヤマザクラ」などと認識していた。
おはようございます
103年ぶりに発見された新種
クマノザクラでございます!
この辺 サクラ咲くの早いな
って子供の頃からずーっと
思ってました。 pic.twitter.com/XaeF5gmq0Z