■厳しい暑さとなった2018年の夏
暑さ対策のため、奈良市の小中学校は例年9月に開いている運動会を、10月以降に延期することを決めました
■あまりの暑さに、エアコンが例年以上に活躍する年となった
2018年7月におけるエアコンの販売台数は前年比12%増
熱中症対策のため、これまでエアコンを設置していなかった部屋に向けた買い増し需要も増えたと推測される
7月や8月の夏本番では一日中、寝る時もつけっぱなしにしているという人が多いのではないでしょうか
■猛暑が厳しかったこの夏には、こんな症状を訴える人が増加している
そんな状況で最近増えているというのが「エアコン咳」
この夏は厳しい暑さが続いていますがエアコンが効いた部屋などにいると、せきが止まらないという症状を訴える人が増えています
あるクリニックでは、先月からエアコンの効いた部屋に入ったり電車に乗ったりしたときに、せきこんでしまうという症状を訴える患者が去年に比べて1.3倍に増えているという
■その原因は屋内と屋外の温度差?
外気と室内の寒暖差が激しいと、気道の粘膜が過敏になりがちです
暑い外気に曝されていた気道が、空調の利いた室内に入ってきて急激に冷やされ、温度差が刺激となってしまう
暑い所から急に寒い所に入ると、気管支そのものが痙攣するように縮み、気道が狭くなって、セキが出る
■エアコンが咳の原因になっている場合も?
エアコン内部は水分がたまりやすく、カビの温床になりがちです
定期的にフィルター掃除を行っていても、手の届きにくいエアコン内部にはホコリとカビがたくさん蓄積されている
エアコンを起動したことで蓄積したほこりやカビが舞ってしまい、そのほこりやカビを吸って咳発作を起こすこともある
■エアコンのカビを防ぐには
フィルターは定期的に掃除しよう
フィルターは、空気中のホコリやゴミをキャッチするため、使い続けると汚れで目詰まりし、効率的に空気を循環させることができなくなります
フィルターを掃除せず汚れっぱなしにしておくと、その汚れが部屋中に拡散されることになってしまいます
頻度に関しては2週間に1回程度の間隔で行うといいそうです
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