『非常に強い勢力』の台風21号…現在わかっている各地の被害状況まとめ

四国に上陸するのは台風20号に続いて、今年2個目です。

また、今年の上陸は12、15、20号に続く4個目で、2014年以降、5年連続で平年を上回る上陸数になっています。

中心の気圧は955ヘクトパスカル、最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心の南東側190キロ以内と北西側90キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。

近畿や中部、四国の沿岸では潮位が急激に上昇し、大阪府や和歌山県ではこれまでで最も高い潮位を観測したところがあり、高潮による浸水も発生しています。

四国地方、近畿地方60メートル。東海地方50メートル。※多くの樹木が倒れたり、電柱や街灯で倒れるものがあるほどの風です。

「非常に強い勢力」のまま上陸するのは、1993年の台風13号以来、25年ぶり。今年最強の勢力であるとのことで、その被害は尋常ではない。

近年にはないような暴風が吹き荒れたことで、各地で屋根が飛ぶなどの被害が発生し、広範囲で停電も起きています。

現地の人たちからは「屋根が飛んでいる」「ドアが壊れた」「ガラスが割れた」「停電した」と信じられないような状況が次々と報告されている。