この打席数で18号はヤバい！…初年度最多本塁打『大谷翔平』

敵地レンジャーズ戦でメジャーでは初となる左腕からの本塁打を放った大谷翔平投手。

メジャー1年目の16本塁打は、2003年の松井秀喜氏（ヤンキース）に並び、日本人歴代2位タイ。

大谷はその後のチャンスで凡退して4打数1安打1打点に終わり、エンゼルスも2-4で敗れたものの、豪快な一発の衝撃は大きく、米メディアも「打った瞬間はいい当たりではないと思った」と脱帽

エンゼルス大谷翔平投手は5日（日本時間6日）、敵地レンジャーズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。

5回の第3打席で2試合連続となる17号ソロを放ち、松井秀喜（ヤンキース）の1年目の16本を上回り、2006年の城島健司（マリナーズ）の18本にあと1本に

初対戦の右腕・ビベンズダークスの初球90.3マイル（約145キロ）の内よりのファストボールを完璧に捉えると、高々と舞い上がった打球は右翼席に飛び込む17号ソロとなった。

前日の第16号でメジャー1年目の松井秀喜氏の記録に並んだばかりだが、わずか1日で抜き去ってしまった。

1死一塁での第5打席。右腕バトラーの真ん中高めの88マイル（約142キロ）を再び高々と打ち上げると、右翼スタンドの最前列へ飛び込む18号2ラン。

今季2度目の1戦2発＆4安打を記録。

城島健司氏（マリナーズ）の持つ日本人メジャー野手の1年目最多本塁打記録に並んだ。

シーズン終盤で量産体制に入り、20号の大台も目前に迫ってきた。

松井が６２３打数で１６発を放ったのに対し、大谷は

今季242打数目で16本に到達。

本塁打率（本塁打１本に要した打数）では松井の「３８・９」に対し、大谷は

15.1打数に1本のペースでホームランを打っている計算だ。