■来年の10月に消費税が10%に増税されることが決定しました
2019年10月に予定されている消費税の増税。
企業でいう下半期から。再々延期という話もありますので、確定ではありませんが、何も変更がなければ2019年10月1日となっています。
増税前になると、「消費税安いうちに買わなきゃ損><」と、ものすごく焦ってしまって消費税増税前に買いだめすることを駆け込み需要っていいます。
■この駆け込み買いは実際に皆さんが得をするのでしょうか?
しかし、ここは一呼吸して冷静になりましょう。節約の基本は「必要なものを・必要な時に・必要な分」買うことです。増税前の駆け込み消費は逆に損をする可能性が大いにあります。
□実際の商品を例に、無理して買うべきでないものを紹介
■車は値引きがされやすいので様子を見ましょう
消費税増税開始日が近づくにつれ、人気車種は軒並み品薄になり、久々の新車販売ブームが到来したかのようなお祭り騒ぎぎになります。
ただ、車は値引き販売が可能な商品なので、消費税増税後で需要が落ち込んだ時こそ値引き交渉で安くなる可能性もあります。
消費税増税前に駆け込みで購入するとかえって強気な価格設定で押し切られてしまう場合もあります。消費税増税前に購入するなら余裕をもったスケジュールで購入計画を立てるとよいと思います。
■日用品は価格変動が大きいため、衝動買いはNG
急いで増税前に定価で買うよりは増税後セール時の20%オフのものを買ったほうが圧倒的にお得です。このあたりしっかり見定めて買い物をしたいですね。
これらの商品などの値段が崩れやすいものは、先に買い込む必要性は低いでしょう。
■家電製品は新商品が出ると、大幅に値下げされます
家電製品は、機能の進化がとても早いのが特徴です。消費税増税前に急いで買ったとしても、1年足らずですぐに値段が落ちて、新絹を備えた新製品が出てきます。
10万円の物を買う場合8%で108,000円なのですから、増税後に1,818円以上値下がりすると増税後の方が得になります。
また、テレビも4Kテレビなどが出そろってきましたが、まだ値段が高いです。一般家庭に浸透する頃になれば値段も下がる可能性が高いので待ってもよいでしょう。
■住宅などは、駆け込み時期に繁忙となるため、割引率が悪くなる
消費税が8%から10%に増税となると「何千万円もの不動産なら、100万円を超す値上げになってしまう!」と思うかもしれません。
ただ、通常の住宅購入時には値引き交渉で価格を下げられることが多いのですが、人材不足と多忙で消費税増税前の時期には値引き率が悪くなる可能性があるのです。
これを考慮すると、あまり値引きが出来ない増税前のタイミングよりも、増税後に駆け込み需要が落ち着いて、割引率が上がったタイミングの方がお得に購入できるかもしれません。
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