■台風26号が発生した
1つ前の台風25号が発生したのは9月29日で、およそ3週間ぶりの台風の発生となる。
■まだ台風の卵だ
中心の気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は18メートルで、1時間におよそ15キロの速さで西北西へ進んでいます
台風26号は23日午前9時現在、強い勢力に発達してトラック諸島近海を西北西に進んでいる。
しばらくは西よりに進みながら発達を続け、26日(金)には中心付近の最大風速が55m/sに達し、猛烈な勢力となる見込み
■が、発達速度が早いという特徴がある
台風26号は顕著な発達を遂げた後、日曜日には日本の南方海上付近に到達している可能性が高い
■日本への影響はどうなのか?
台風がこのまま西よりに進んでいくのか、一旦北上して東進するのか依然として予測は分かれている状況です。
北上すると日本に上陸するかも。
高気圧の弱まるタイミング、場所により台風の北上タイミングは変化しそうです。また、北上した場合はジェット気流の位置により、東進するタイミングが左右されます。
偏西風が南北に突っ立つような流れとなる可能性もあり、この流れに乗れば、本州付近へ北上傾向を示す可能性もなくはない状況
この場合は来週の半ば以降に影響が出るタイミングということです。
■いずれにしても注意が必要だ
進路はまだ未定だが、そのころには沖縄県の南大東島付近は強風域に巻き込まれ、海上はしけとなるおそれがある。今後の動向にも要注意だ。
今週末には沖縄は強風域に入ることが予想されています。
現時点ではとても遠い場所にいる台風26号ですが、10月下旬になって日本に近づいてくるとなると警戒が必要
今後も太平洋高気圧や偏西風などの兼ね合いにより台風の進む場が変わる可能性がありますので、最新の台風情報にご留意ください。
■昭和42年には同じ時期に日本縦断している台風があった。今年はその年に似ている
昭和26年(1951年)以降で最多の39個で、一番遅く上陸した台風は、10月28日に東海地方に上陸した台風34号です。
今年と春から秋の気象状況が似ている昭和42年(1967年)は、10月24日頃には大きな高気圧が張り出しているので北東進して日本の南海上を通過すると思われていました
温帯低気圧に変わりながら発達したため、全国的に大荒れとなり、死者30名以上という大きな被害が発生しています。
1
2