賃料が高すぎる…日本の店舗経営者を襲う「難題」が辛すぎる

この記事は私がまとめました

信頼のおける情報を元に作成しています。

■日本の地価が上昇している

公示地価が3年連続上昇し、「デフレ経済から脱却した」という喜びの声が聞かれる。

東京圏全体でプラスの地価変動率となっています。住宅地は前期比▲1.5ポイント下がり、商業地は前期比+5.2ポイントと大きく伸びました

■地価もだがインバウンドの影響もあり商業地の賃料が値上がりしている

2018年にはバブル崩壊後初めての地価上昇の年であった。成長の鍵は、ホテルやショップの建設を促進するインバウンドツーリズムである

■賃貸料の大幅上昇で経営が困難となった「浅草の仲見世通り」のニュースは記憶に新しい

門前の仲見世(なかみせ)商店街が「家賃値上げ」に揺れている。昨年9月、建物の所有者である浅草寺が家賃をこれまでの16倍にすると通達した

家賃の平均は月2万3000円と、たしかに破格ではある。とはいえいきなり16倍の約37万円となれば、さすがに経営できない

この家賃設定は周辺相場から勘案して適正な家賃設定である。仲見世はもともと10㎡あたり1万5千円という格安の家賃であり、周辺相場の家賃(10㎡あたり、24万円)とおおきく乖離していたため

適正になったということですが…。

■賃料の上昇は若者の街「吉祥寺」に変化をもたらしてた

「この2年ほど好立地でも空くとしばらく決まらない店舗が出てきた」と今までの吉祥寺ではありえない状況を指摘する。高すぎて決まりにくくなっているのだ

高すぎて=賃料が高すぎるという意味です。

吉祥寺では15万円、20万円でも物件がほとんどない。30万円で無理して出店したケースの不安定さは言うまでもなく、大手しか出店しようがない

月額の賃料です。

住民の声を聞くと、「庶民的なのはいいが、家賃が高い」(20代・男性)、「安い物件を探すと、ボロボロの木造アパートしかない」(30代・男性)

アパートなどの賃料も高くなっているようです。

■更に「薄利多売」の大型店の進出が個人店を追い込み街が特色をなくしていく

2014年には京王吉祥寺駅ビル、都内最大規模のユニクロ吉祥寺店、ヤマダ電機LABI吉祥寺と大型店開業が続いた。そのくらいからだろうか。「吉祥寺がつまらなくなってきた」

伝統的な品揃えの近隣の既存商店よりも、品揃え豊富でまとめ買いができる量販店が好まれるように

消費動向が変化しています。

ここにしかない高品質なものを手頃に買うことができた町が、どこにでもある薄利多売の商品しか売っていない町に

■また、ネット販売の台頭も店舗経営者を悩ませる

2017年度のネット販売実施企業上位300社の合計売上高が4兆556億円となった。前年調査の3兆6322億円に比べて11・7%拡大

ネットビジネスが盛んになり、携帯電話一つで買い物が出来てしまう昨今において、店頭にて物販を行うビジネスは、小規模事業者としては、かなりリスクが大きい

1
2

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする